合運に備えて
関東合運まで1週間を切ったので、持って行く車両の整備をしました。0番のEF65は2週間ほど前に私市で慣らし運転をしてきたので、ほとんど手を加える必要はありません。
今回は合運の冊子の表紙に私の16番の旧作を取り上げていただくことになり、展示だけでなくデモ運転もやれということになったので、埃を払うだけではすみません。
何十年ぶりかで動力車の車体を外してみます。室内灯などはないので、実にシンプルです。モーターはカツミのDV18C、ブラシのカーボンが飛ばないよう、整流子の回りに簡単なカバーを付けています。軸受けはオイルレスメタルですが、たっぷり注油しておきます。
インサイドギアも今の若いモデラーは知らないんじゃないかな。ウォームにかかる方の軸受けを強化しているのは、武蔵野急行の標準仕様。なんといっても電車は走ってナンボですから。
この4000系は2両でユニット集電としているので、単独での走行テストはちょっと面倒です。
2両ユニットでの走行も異常のないことを確認しました。実際には中間車のユニットが入った4連になります。
今回の合運のテーマは中央線なので、こいつも出展します。クモニ83(800番代)はピノチオで最初に発売された窓隅R付きを角窓に改造しました。クモユニ82(0番代)はエンドーのクモニ83(0番代)の生地ボデーをベースに、一部の窓を埋めたもので、模型ではモーターなしです。
クモニとクモユニで屋根高さの違いがわかりますね。
この動力もカツミのDV18Cとインサイドギア。これを作った頃は、まだMPギアなんて存在していなかったのです。もちろんこの2両だけで終わらせるつもりはなく、115系300番代の生地ボディー8両も、棚の奥で熟成中です。
もうひとつ、昨年ごく一部でうけた、1/48・16.5mmの0番ナローも持って行きます。旧三重交通カラーみたいですが、武蔵野急行電鉄の標準色(南海グリーンと長電ストロークリーム)なのです。
足回りはインサイドギア方式。台車はカツミのED70用で、外観はなんとなく三重交4400形の台車(日車のウィングバネ式)に似ているし、車輪径、ホィールベースもほぼスケールに近い数値になります。
トレーラーも2両作りました。これは三重交のサ2000形、後の近鉄サ140形を意識したもので、妻は非貫通です。同じ形式ですが、ベンチレーターの数、戸袋窓の処理、台車などに製造年次の違いがあるという想定です。
台車は左がカワイのTR47、右がカワイのDT16で、どちらも枕バネはツボミのDT20から切り取ったコイルバネに取換えています。
これで1M2Tの標準編成を組みます。ちょっと見えにくいですが、カプラーは16番用のケーディを3/4自連に見立てています。取付け高さも16番規格としたのは、解放ランプを使って電動車の付替えをしようという魂胆があるからで、6畳に収まるレイアウトのラフスケッチも描いています。EF65が完成したら、次はナローで遊んでみようか。
*JORC(日本0番鉄道クラブ)からのお知らせ
10月のJORC例会は12・13日の関東合運と同時開催とします。場所は埼玉県県民活動総合センター(けんかつ)で、非公開ですがゲスト扱いでの見学は可能です。ただし、通常の例会と異なり、参加費として1000円が必要です。これは合運運営費の一部とするもので、JORCの収入にはなりません。
以上をご理解のうえで見学を希望される方は、このブログのメールフォームから私宛にメールを送ってください。
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おおっ!
武蔵野急行4000系登場なら、関東日本鉄道8000系も持って行くことにしましょう。
サークル165の大レイアウトで、一緒に走らせませんか?
投稿: OER3001 | 2014年10月 7日 (火) 00時01分
いいですね。展示の隙間を縫ってお邪魔します。
投稿: モハメイドペーパー | 2014年10月 7日 (火) 15時21分