富士急行2日間乗り放題(その1)
18きっぷ消化プランその3は富士急。ここは鉄向きに便利なきっぷがあります。
これです。富士急全線が2日間乗り放題、フジサン特急も自由席は特急券なしで乗れます。単純に大月~河口湖間を往復すればトントン、特急に乗ったり、途中下車すればモトが取れてオツリがきます。ただし、発売は大月駅のみなので、事前に買っておくわけにはいきません。
最初は1日だけのつもりでしたが、8日は天気がいまひとつだったので、晴れになった9日、もう一度しっかり車両写真を撮るために出かけました。文中には2日間の写真がランダムに出てきますが、晴れているシーンが9日のものです。
行きの中央線は高尾9:01発の大月行き、スカ色115系の6連です。途中、四方津で特急待避のため7分停車するので、しっかり形式写真を撮っておきました。
大月では10:07発の普通に接続しますが、10:46発のフジサン特急5号が元小田急20000系なので、これに乗ることにします。列車は前日の夜から大月に留置されているので、まず、形式写真を1枚。
10:07発に折返す列車が入ってきました。なんと京王色の1001-1101でした。特急車が入換えで移動し、頭を揃えたところを1枚。模型の世界みたいなことが目の前で展開しているというのは感動ものです。
時間があるので、この普通に乗り、禾生まで往復します。車内には懐かしいスピーカーがありました。これ、知らない人だとKFKと読めるかも知れません。
禾生は相対式ホームの交換駅で、やたらと標識が林立しています。相対式ヘームの交換駅はこのほかに田野倉、谷村町、東桂があり、一見すると写真撮影によさそうですが、思わぬ落とし穴があります。
富士急はCTCを採用しているので、交換駅もスプリングポイントではありません。そして、交換のない場合は上下列車とも駅舎のある直線側を走ります。下りホームで上り列車を撮ろうと構えていても、交換がなければ列車は自分が立っているホームに入線、ということがあるので、要注意です。
大月への戻りは元JR205系の6000系でした。これは1段窓の量産車なんで、厳密には6500系になります。写真はクモハ6501で、中間車から改造のため、運転室仕切りのドアが中央にあります。座席のモケットは1両ごとに柄が違うようでした。
ドアは内外とも水色です。このくらいならなんとか許せる範囲か。
いよいよ特急に乗車。先頭の1号車は指定席なんで、最後尾の3号車に乗りました。小田急時代とそんなに変わっていません。
ブルーリボン賞のプレートもしっかり残っています。富士山(旧富士吉田)までの途中停車駅は都留文科大学前のみ。老舗の都留市に止まらないのが意外でした。
富士山で進行方向が変わり、最前列に座ります。車庫には1202編成(ブルーの濃淡の旧塗色)が入場中。そして、外の留置線には部品取りのクモハ169-27が放置されています。この塗色は短期間で、あまり見た覚えがありません。
11:33、河口湖到着。急カーブの連続で最高スピードが60km/hくらいですが、快適な乗り心地でした。構内にはいろいろな車両が留置されています。これは標準色の1206-1306。1000系は廃車が進み、標準色はこの1本だけです。
元165系PEAのフジサン特急は、改札を出で外から撮影します。9月11日までは運用から外れ、その間は6000系が特急の代走をしていました。
これは部品取りですね。車号は消されていて、わかりません。
フジサン特急6号に折り返す8000系と富士山を絡めてみました。
*その2は河口湖駅前に展示されている保存車を紹介します。
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