大阪の夏は暑かった(その1)
梅雨も明けて暑さ全開の23~25日、DJ誌の仕事で南海電鉄を取材してきました。この時期、晴れてくれれば陽が長いので写真撮影には有利ですが、反面、暑さとの戦いになります。そういえば昨年も8月に南海の取材があったし、数年前には阪和線と、夏の大阪出張が続いています。
例によって前日の夜行バスで出発。今回は和歌山行きの便に和泉中央まで乗ります。大阪方面行きのドリーム号に比べると乗車率は低く、通路側の席は私だけのようでした。
和泉中央駅到着は7時29分のところ、途中の堺東で降りる人がいないので通過となり、なんと6時10分に到着してしまいました。この南海バスはレギュラーシートながら、各席がカーテンで区切れるようになっています。
和泉中央駅です。線路の両側が道路になっていて、神戸電鉄のウッディタウン中央駅とよく似ています。
まずは駅でこれを買いました。関西圏のJR以外の鉄道がこれ1枚で乗り放題。ただし、阪堺電軌はスルッとKANSAIに加盟していないので使えません。3日間用が5200円なので、十分モトは取れそうです。7時前なのであてにしていたパン屋も開いてなく、取り敢えずは行動を開始します。
泉北高速鉄道はこの7月1日付けで南海電鉄の子会社になりました。ただし、今のところ運賃は従来どおりで、和泉中央~中百舌鳥間(14.3km)320円と、かなり割高です。
写真は7時を少し回った頃の深井駅。まだラッシュのピークではないようです。
南海高野線と接続する中百舌鳥でラッシュの様子を観察します。中百舌鳥止まりからの客は、高野線に乗換えと、駅の外に出て地下鉄御堂筋線に乗継ぐのがほぼ半々くらいの感じでした。高野線の上りから地下鉄への乗継ぎも結構あり、南海としては頭の痛いところなのでしょう。
それにしても泉北の車両の色は、どう見ても東武の8000系ですね。
泉北線直通の区間急行(左)と準急(右)の並び。準急はほぼ終日運転ですが、区間急行は平日朝の上りのみで、地下鉄に乗継げないよう、中百舌鳥は通過します。
こんなのも来ました。1999年から大阪府立大型児童館「ビッグバン」の特別塗色になっています。ひととおりの列車と車種を見たところで萩ノ茶屋に移動し、南海線を観察します。
南海線の空港急行と泉北直通準急の並走。
9000系8連の急行。窓下にはかつてグリーンの帯が入っていました。
6200系が南海線に? ちゃうちゃう、昨年、泉北から譲渡された3000系です。よく見ると前面窓上に泉北の社章と車号を撤去した跡がわかります。
プレミアムサザンと併結する普通車は8000系限定。どんどん増殖して近々14本目が入るとか。
7000系も現時点ではそこそこの確率で遭遇します。先頭2個パンタは格好えぇなぁ。とはいえ、余裕で撮れるのは今のうちです。
ラッシュ時でも4本の列車を画面に収めるのは運次第です。
なんばを9時と10時に「ラピート」と「こうや」が同時発車します。しかし、なかなか頭を揃えての並走にはなりません。
*以下、南海何回続くかは不明。
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