狭くて広いレイアウト
湘南鉄道模型クラブの宴会部長さんからのご招待で、辻堂まで出かけました。なんでも新しくできたレイアウトのお披露目だとか。午前中からお邪魔するつもりが、「今日は我が家の墓参り」とカミサンに釘を刺され、高尾の霊園から中央線~横浜線~相模線~東海道線と乗り継ぎ、14時少し前、会場に到着しました。
明治公民館というクラシックな名前ですが、ごく当たり前の建物です。この2階に上がる階段の途中から、オジサン達のテンション高めな声が聞こえてきました。
部屋の中に入ってみると、見慣れたメンバーが盛り上がっています。この会場は飲食禁止なのだそうですが、そんなのカンケーねぇ! という勢いです。
ヤードから本線に合流する線路の上には「祝おめでとう」の垂れ幕が下がり、盛大な開通式が行われたことが想像できます。湘南鉄道模型クラブという文字が見えますが、このレイアウトはH5さん個人の物だそうで、大きさはJORCの持出し用レイアウトと同じくらいありそう。そして、ゲージは13mmなのです。なので、カテゴリーは16番鉄道模型ではなく、鉄道模型全般としました。広くて狭いという意味もおわかりですね。
レールは側面が黒く塗ってあります。こんな可動クロスは既製品じゃないですね。
継ぎ目はジョイナーなしというのは湘南さんの流儀です。
ヤードの下を覗いてみました。モーター駆動式のポイントマシンは自作だそうです。
個々のブロックはさまざまな形をしているので、接続部分も直角とは限りません。
コントロールボードは小ぢんまりとまとめられています。本線のエンドレスは4本で、ボード上の押しスイッチでキャブを選択できます。内側の2線は画面上の駅部分で平面交差となり、ポイントの切換えで8の字捻りの連続運転ができます。
ヤードはすべて内側から2番目(オレンジのライン)のエンドレスにつながっているので、外側2本のエンドレスへ出入りする時は、オレンジラインの列車は駅で抑止となります。
コントロールボードの中身。電源は別なので見た目ほど重くはなさそうです。
「あれ、止まっちゃったぞ」
「そこはこのスイッチ押さなきゃ、電気が回らないって」
H5さんもまだ操作は不慣れなようです。
継ぎ目に少しずれが出たようなので、修正しています。
車両は当然、国鉄ものが主流です。この客車は遠目に白帯に見えるけど、郵便車でした。
極悪仕様の車両を撮影する怪しいオジサン達です。飲食禁止の部屋でH5さんは禁断症状にならないかと心配したのですが、前夜に盛大な祝賀会(呑み会)が行われたとのことでした。
« この駅に注目→小田急電鉄 代々木八幡 | トップページ | ちょっと留守にします。 »
「鉄道模型全般」カテゴリの記事
- 川口市立グリーンセンターがおもしろい(2019.11.21)
- 相鉄展、12000系出発式(2019.11.14)
- 台風直撃、それでも模型は走る(2019.10.15)
- 出かけます(2019.10.12)
- 永遠の別れ(2019.09.09)
モハメイドペーパー様、
昨日もいろいろとお話を伺うことができて楽しめました!
ありがとうございます!
しかし、このレイアウト、H5さんひとりでどのくらいの期日で作ったんでしょうね!?
あまりの規模と精度に圧倒されっぱなしでした!
投稿: 怪しいわんわん | 2014年7月22日 (火) 14時56分
EF18はちょいと置いといて、線路(レイアウト)を作っているという話しを聞いたは一昨年くらいだったと記憶しています。パソコンで図面を引いたにしても、そのとおりに作れる工作力には脱帽です。
投稿: モハメイドペーパー | 2014年7月22日 (火) 17時27分