山水電気 破産
鉄分なしの番外ネタですが、かつてのオーディオ御三家のひとつ、山水電気が破産したそうです。御三家とはパイオニア、トリオ(現在のケンウッド)、山水(ブランド名はサンスイ)を指し、いずれもFM放送が本格化した昭和40年代頃から有名になった会社です。
もともとパイオニアはスピーカー、トリオは高周波関連機器、山水はトランスのメーカーなので、トリオはチューナー、山水はアンプのシェアが高く、特に山水のアンプは電源が強力で、さすがトランス屋のアンプは馬力があるというのがマニアの定説になっていました。
確か当時の本社・工場は杉並区だったはずで、私の地元に近いので親しみはありましたが、山水の製品は使ったことがありません。
実は私が通っていた大学は、昭和30年代半ばから日本で初めてFMの実験放送を行っていました。初期にはまだスポンサーに大手の会社は取れず、番組はほとんどこの御三家の持ち回りみたいなものでした。
パイオニアとトリオもいろいろな紆余曲折を経て、今はオーディオ関係からは手を引いています。夕方6時半頃から放送していた「パイオニア・イブニングステレオ」(ステレオの実験放送)だとか、日本で初のFM受信機であるトリオの「シンフォネット」なんか、覚えている人いるかな。
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一番最初に買ったオーディオが山水です。
何回も消える寸前まで行っていましたね。
今後どうなるのでしょうか?
ラジオの番組は聞いたことがあるような・・・
耳に残っているのは♪ステレオトリオ!!♪のメロディです。
投稿: ヘボ職人 | 2014年7月16日 (水) 23時29分
80年代までのFM放送は、オーディオメーカーのCMが幅利かせていましたね。
冠スポンサー番組も多数ありましたし。
そして自分も同じく、トリオの時報前CMが脳内でエンドレス再生可能です。
投稿: よこやま | 2014年7月16日 (水) 23時35分
ワタシもFM大阪で聞いていた時報前の「スッテレオートリオ~♪」ですなあ!
残念ながら2つの番組は知りません。
時報前ののジングルはFM東京と共通だったかもしれませんが、こちらは東京ローカルだったのかな?
山水アンプは以前愛用してました。
いまはケンウッドです。
30年使っています(糞爆)・・・・
デンオンのCDデッキも30年(大糞核爆)。
JBLのスピーカーは25年・・・・
早く死にたい(核爆)!
投稿: 音犬 | 2014年7月17日 (木) 14時16分
私も一時はオーディオにのめり込みかけた時期がありました。タイマーとテープデッキを組み合わせて、FMのエアチェックなんかもしていましたが、今は一部が残骸として放置されています。
投稿: モハメイドペーパー | 2014年7月17日 (木) 20時08分
私が中学生ころは、オーディオ、車・バイク・バンド、それに模型工作というのが、男子の趣味の世界でしたね。今やほとんどの関心事が「スマホ」になってしまい、したがって、オーディオ、車、プラモデルなど、中高生の趣味の世界から遠い存在になってしまったようです。「鉄道模型よお前もか!」にならないようになりたい。
投稿: 工房5丁目 | 2014年7月18日 (金) 00時38分
今は何でもスマホで用が足りる時代のようです。しかし、「電車でGO」なんかより、いつ脱線するかわからない模型の運転の方が、よっぽどおもしろいと思いますが。
投稿: モハメイドペーパー | 2014年7月19日 (土) 10時14分
実験放送局は いまや天下の TFM ですが、 かつては教育放送の性格ももっていた "FM東海" でしたね。 ちょうど夕方からのいい時間に "望星高校口座"があって、 NHK へ行ったり中波でがまんしたり、、、、。
オーディオは デジタル化の進展とともに激変しましたね。 御三家のほかにも、ナカミチや デンオン 等、個性溢れるメーカーがアナログ技術を競った時代が懐かしいです。
投稿: 豊川 三信 | 2014年7月20日 (日) 18時30分
デンオンのアンプは精細というイメージ、テープデッキはティアック、スピーカーはダイヤトーン、カートリッジもいろいろなメーカーが百花繚乱でした。発展途上だけど、おもしろい時代でしたね。
投稿: モハメイドペーパー | 2014年7月20日 (日) 20時19分