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2014年6月15日 (日)

東京メトロ、北綾瀬支線の世代交代

 東京23区の西の方に住んでいる私にとって、綾瀬という所は大阪よりも遠いように感じます。先日、その綾瀬からバスでちょっとの所に用事があったので、帰りに東京メトロの北綾瀬支線を覗いてきました。
 通称、北綾瀬支線は千代田線の車両基地である綾瀬検車区への入出庫線で、綾瀬~北綾瀬の1駅間のみ客扱いをしています。北綾瀬の駅の下は環状7号線が通っていて、これをぐるっと回れば我が家のすぐ近くまで1本道。そう考えればいくらか親近感も湧いてきます。

P7124997北綾瀬支線で客扱いをしている電車といえば、つい最近までこの6000系第一次試作車(ハイフン車)と

P7124973元東西線の5000系アルミ試作車の2種類でした。しかし、寄る年波には勝てず、今年の4月以降、順次引退となりました。で、その後釜というのがこれ。

P6013215見てのとおり、元東西線の05系です。地元で長い付き合いの電車ですが、帯の色が変わるとなかなか新鮮な印象になります。もちろん帯の色だけでなく、片方の先頭車はM車化、制御装置はVVVFにとか、かなり手間をかけた改造をしています。

P1172960こちらが東西線のコスチューム。この編成も北綾瀬支線に転用されています。以下、車内と運転台をBefore-Afterで比べてみましょう。上が東西線時代、下が北綾瀬支線転用改造後です。

P1172900
P6013213車内は色調ががらっと変わりました。変わっていないのは荷物棚くらいでしょう。

P1183026
P6013212運転台は2ハンドルからワンハンドルになりました。ワンマン用のドア開閉スイッチ(コンソールの左端)は、綾瀬、北綾瀬ともホームが同じ側なので、片側にしかありません。

P6013210ドア上にはこんなのも付きましたが、まず必要性はなさそうです。

P7124993引退した6000-1~3編成はなんと昭和43年製でした。恐らく関東で最後まで残った汽車会社製の車両だと思います。

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コメント

 ウチからは近い方ですが、川向うは意外と遠く感じます。05系もこんな後釜に使われるようになってしまったのですね。

 わざわざ東西線から転属させなくとも、6000系の新しいやつを残せばよさそうですが、いろいろ事情もあるのでしよう。

昭和43年製ですか、ウチらより先輩じゃ!こっちも、まだまだがんばらなくては!
モハメイドさんは?

自分が北綾瀬支線に乗った時は、期待していた6000系ハイフン車ではなく5000系でした。

 社会人として働き始めた年と考えると、私と同じですね。

 北綾瀬支線は2運用なんで、5000系だけの時もありました。今度は4編成改造したけど、一度に2本以上は走れないはず。ラッシュ時は2本併結するんだろうか。

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