神戸電鉄 車両ガイド(その2)
神戸電鉄は1973年にアルミ車体の3000系が登場していますが、運用の都合で2連、3連も必要ということで、1991年の1500系まで、在来の神鉄タイプの車両も新製しています。
1150系は編成全部が3扉になった最初の形式です。3連なので足回りは1100系と同じ。新製時は非冷房で、運転室後ろの窓なし部分に通風器を置くため、パンタが連結面に移されています。2本新製され、1151編成は現在も3連、写真の1153編成は有馬寄りに1076を連結した4連になっています。
1350系は2連で新製時から冷房付き、パンタは1150系と同様に連結面寄りです。写真の1361-1362だけは2扉の1300系と組んでいます。
1370系は中間車のユニットとして新製された1320系を先頭車に改造したもので、足回りは1350系と同じ。前パンなので1350系とは遠くからでも区別できます。ただし、前パンで先頭に出ているのは写真の1376だけです。
1500系は1150系に公園都市線用のワンマン設備を追加しただけ…ではないのです(私もそう思っていました)。写真ではわかりにくいですが、台車は軸梁式で、枕バネはゴムブロックだそうです。撮るだけで乗れなかったけれど、10系気動車のような乗り心地なのだろうか。
さらに、新製が2000系の直前の1991年なので、車内の見付が1150系とはかなり異なっています。座席の袖仕切りは阪急7000系と同じタイプですね。
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