都電の沿線を歩く(その1)
私は長らく仕事先が大塚にあったので、都電荒川線は常に目と鼻の先という位置関係にありました。この路線の大塚駅前から早稲田方面は、かなりのアップダウンとカーブが連続して、江ノ電みたいに民家の軒先を掠めて走る所もありました。
しかし、つい最近乗ったら、向原から鬼子母神前までは線路の両側に道路を整備する工事が進行していました。すでに線路脇の民家は立ち退いているので、完全に変わる前の様子を記録しておこうと、昨日(12日)、大塚駅前から学習院下までを歩いてみました。
勝手知ったる大塚駅前ですが、JRの駅も改装され、この画面の左にあったバスターミナルも移動しています。線路の脇に幟がいっぱい立っていて、よく見ると大塚バラ祭りと書かれています。こんな祭り、いつから始まったのだろうか。
もともと荒川線は荒川区内で線路脇にバラが植えられていて、豊島区もそれを真似したようです。大塚駅前~向原の1駅間で、期間は5月11~25日。ブロックごとにフランスのバラ、ドイツのバラというようにテーマを分けて植えられています。
ここらは大塚駅前から左にカーブして勾配を上り始めたあたり、左に天祖神社があります。
向原に近いあたりです。バラは種類によってはまだほんの咲き始めというのもあり、見頃は来週あたりでしょうか。
向原が間近。線路の反対側の公園には、C58が展示されています。
先の4点は画面左が早稲田寄りで、午前中が順光。これは反対側からで画面奥が大塚駅、午後が順光になります。
向原を発車して早稲田に向かう9000形。重機のいる所が道路になります。やたらと踏切がありますね。一番奥の踏切の先から下って行きます。
勾配の途中から向原に向かう電車を後追いしてます。
坂を下った所で右にカーブすると、間もなく東池袋4丁目です。
東池袋4丁目で道路と交差。昔はここを17番(池袋駅前~数寄屋橋)が走っていました。
その昔の駅名は日ノ出町で、左の駐車場の部分に小さな車庫(大塚車庫の分庫)がありました。
*その2に続く。
« 赤い京急 | トップページ | 都電の沿線を歩く(その2) »
「鉄道全般」カテゴリの記事
- 18きっぷで身延線を乗り通す(2019.09.13)
- 白河発、青春18きっぷの旅(2019.09.04)
- 品川に現れた相鉄の電車(2019.09.01)
- よく似てる(2019.07.28)
- 初撮り(2019.07.03)
日ノ出町の分庫痕、今はコインパーキングになってるんですか。
初めてその辺りに行った時、まだ都バスが使っているのを見て感動した覚えがあります。
投稿: よこやま | 2014年5月13日 (火) 23時59分
私も都バスがいたのは覚えています。いつの間にか土地は民間に売却されたんですね。
投稿: モハメイドペーパー | 2014年5月14日 (水) 17時33分