芦屋の運転会に初参加(その1)
去る25日、芦屋のラポルテで行われたJORC関西の運転会に参加してきました。私、JORC関西の行事には概ね首を突っ込んでいますが、この芦屋運転会だけはいつも静岡のトレインフェスタと日程が接近しているので、まだ未体験だったのです。今年はトレインフェスタが4月に繰り上がったおかげで、初めての参加となりました。
しかし、これは年間のお遊び予算の枠に入っていないので、なるべく往復の交通費を削減するようにというその筋からのお達しがあり、超エコノミーなプランをたててみました。常識的に一番安いのは高速バスですが、金土曜発は一番高いランクの運賃になります。ならば値段と時間を引換えにというわけで、往きは新宿7:20発の東海道昼特急301号に乗車。大阪駅に15:30着なので、ホテルに入る前に樟葉のSANZEN-HIROBAに展示されている京阪3000系(3505)を見てこようと考えました。
足柄サービスエリアで最初の休憩です。座席は1階で出入り口に最も近い24A。最後列なので昼間でもシートを倒せましたが、天井が低いのはいただけません。実は江田を過ぎたあたりで事故渋滞に嵌まり、約50分の遅れになっています。
3度目の休憩の甲南パーキングエリア。いつもは夜行で気がつかなかったのですが、東京~関西間のバスは新名神経由になっているんですね。豊田JCから伊勢湾岸道路に入り、名古屋港を横断するのはなかなかの絶景でした。
しかし、50分の遅れは回復できず、このままでは樟葉で16時頃という待ち合わせに間に合いません。千里ニュータウンで降りて北急~地下鉄で淀屋橋に出るというコースも考えていましたが、それも50分の遅れには焼け石に水。さぁどうしたものかと悩んでいたら、ふと閃きました。最初の降車停留所は京都深草、京阪電車にも深草という駅があるので、うまくいけば乗り継ぎができるかも知れません。バスの運転士さんに確認すると、「駅名はわからんけど、京阪電車の駅への案内が出てますよ」という返事なので、それに期待をかけて京都深草で下車しました。
案内に従って5分強ほど歩き、到着したのは深草のとなりの藤森で、なんとこの駅はホームが名神の真下にありました。時刻は15:20くらい。丹波橋で特急に乗り継がなくても、樟葉には余裕で16時前に到着です。この乗り継ぎルートは関西合運の時にも使えそうですね。
京阪電車は何度も利用していますが、樟葉に降りたのは初めて。いやぁ、こんなに賑やかとは予想外でした。数年前まで京阪電鉄にお勤めで、仕事でもいろいろお世話になった方と久しぶりにお目にかかり、SUNZEN-HIROBAを案内していただきました。
3505号はなるべく新製当時の状態に復元するため、いろいろとご苦労もあったようです。台車やスカートも現在のライトグレーではなく、写真のような黒っぽいグレーになっています。
実車のほかにもパネルや運行標識などが展示さているし、運転シミュレーションは5月の連休頃まで、長蛇の列が続いたそうです。「鉄」にとってはなかなか楽しい場所ですが、当日は電車の横でアイドルのイベントが行われ、大音響で顔を突き合わせても会話が聞き取れないほどでした。もし行かれる場合はイベントの有無を確認しておいた方がよさそうです。
« 神戸電鉄の3日間(ほんの触りだけ) | トップページ | 芦屋の運転会に初参加(その2) »
「0番鉄道模型」カテゴリの記事
- 玉電デハ60形の製作(その12)(2019.11.24)
- 玉電デハ60形の製作(その11)(2019.11.04)
- 玉電デハ60形の製作(その10)(2019.10.30)
- もはやこれまで・・・か(2019.08.14)
- 玉電デハ60形の製作(その9)(2019.08.09)
コメント