東中野の桜は今が見頃
私、中野区民なんで、東中野は庭先の延長のようなもの。ここは線路沿いの土手に桜と菜の花が咲き誇る名所として知られていて、花の時期になると定点撮影をしています。今年は原鉄道模型博物館でのアルバイトで忙しいのですが、今日は当番から外れていたのを幸いに、午後から出かけてみました。
桜は中央線の線路の北側、東中野から中野寄りの斜面に植えられています。以前、中野以西の複々線を方向別に変更するための線路配線変更により、土手の一部が切り取られるという話しがありましたが、その後、立ち消えになっています。
山手通りの陸橋から見たところ。左に見えている高いビルは、中野の丸井本店です。この陸橋は手摺りの下の隙間も空き缶なんかが落ちないように塞がれたので、そこからレンズを出しての撮影はできなくなりました。
線路は東西に走っているので、線路の南側が撮影ポイントになります。ガードレールの上に乗り、鉄条網の隙間からカメラを出します。
午後は下り列車(高尾方面行き)が順光になります。また背後に高層ビルが建設中です。
いつもは桜の咲く頃には菜の花の盛りが過ぎているのですが、今年は雪の影響で菜の花の開花が遅れ、どちらも今が盛りです。菜の花はこのあたりが一番高密度に咲いているので、真横から狙ってみました。上はスローシャッターで電車を流してみたものの、1/60秒ではまだ中途半端でした。
中野寄りに5分くらい歩き、向こう側に明大付属中野高校が見えてきた先にある跨線橋が、定番の撮影スポットです。これはそのすぐ手前。一番の奥の人は脚立持参で、だいぶ気合いが入っています。
高い位置からだと架線のビームが邪魔なので、跨線橋の階段の隙間から構えます。このアングルは大きな一眼レフでは撮れません。ちょうどE231系の出場回送が来ました。
跨線橋の上はこんな具合。花の見頃にしては人出が少な目ですね。
ここから望遠で引くと、やたらと太い架線のビームで画面が二分されてしまいます。
ここは標準から広角気味で攻めるのが正解です。
跨線橋の北側は手摺りが嵩上げされています。これを画面に入れないようにするには、一工夫しないといけません。
これは階段の一番上から。昨年まではもっと桜の枝が張り出していました。2月の雪で折れた枝もあるようです。
階段の中ほどから。左側の作業用の階段が目立ってきます。
枝の隙間ができたので、そこから狙ってみました。
階段の下まで降りて、金網の隙間からレンズを出します。やはり作業用階段の手摺りは避けられません。
幹の下の方から出てきた枝を前景に入れてみます。
線路の北側の道を東中野駅に戻りつつ、桜と菜の花を絡められる所を狙います。桜の枝が垂れすぎても電車が隠れてしまうので、そこそこの場所は2箇所くらいです。
以上、
東中野桜レポートでした。
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ぱちぱちぱち。レポートありがとうございました。まだ勤めに行っている身では、休日しか撮れないし、休日が晴れるとは限らないし・・・。
投稿: OER3001 | 2014年4月 3日 (木) 23時14分
このほかにも市ヶ谷~飯田橋、西武新宿線の沼袋、武蔵関など、鉄道を絡めた桜の名所がありますが、今年はそちらまで手が回りません。
投稿: モハメイドペーパー | 2014年4月 4日 (金) 00時08分