雨が降ると工作が捗る
ちょっと思わせぶりなタイトルですが、中身はスノープロウを作る(その2)です。現在の私は仕事が入っていなければ、毎日が日曜状態なので、天気がよいとついついカメラを持って外に出てしまいます。行動範囲は概ね鉄道線路から直線距離で1km以内であり、電車に乗るのはライターとしての取材活動の一環ともいえます。
しかし、毎日出かけると、夜も撮影した画像の整理などで模型に手を触れる機会が少なくなるのも事実。70歳までにはEF65を完成させると宣言してしまった以上、カメラだけではなく半田鏝ともお付き合いしないといけません。
そういう意味では雨の日こそ絶好の工作日和であり、今週前半の雨のおかげで、スノープロウがほぼ形になりました。
前回は本体の材料の切り出しだったので、まず、取付け用の支持金具を作ります。0.5tで幅と直角を出すため、曲げの位置に筋彫りを入れておきます。丸みは現物合わせですが、なかなかぴったりは合わず、ハンダで埋められる程度でよしとします。
かなりいい加減な組立治具を作りました。床板に使った5t板の切れっ端に、方眼紙と角度を出したボール紙を両面テープで固定したものです。
左手の指をフル活用してこの形を保ち、先端部の1点を仮付けします。本当はこれも両面テープかなにかで仮の位置決めをするのが本筋ですが、最初の1点を決めればなんとかなります。
なんとか平面上でガタ付かずに固定できました。試作品では寝かし過ぎだった掬い角を調整したら高さが高くなったので、下辺を1mm弱切ほど詰めています。
先端部の下半分に切込みを入れ、三角の板を当てて整形します。上辺はスカートから出っ張る部分が僅かに下がっているのですが、うまく加工する自信がないので省略します。
下側に補強を入れました。全部にハンダを回そうとすると、せっかく加工した先端部に熱が回ってぽろっといきそうなので、控えめにしています。強度的には問題ないはず。
横から見た角度はこんなもんでしょう。さて、もうひとつ同じ物ができるだろうか。
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(ご案内)平成26年3月9日埼玉新都市交通内宿駅前埼玉県県民活動総合センターにて、けんかつ鉄道フエアがあります。各サイズの模型が展示・実演や鉄道講演会、鉄道会社ブース等にぎやかな一日です。同駅より無料送迎バス(訳3分)もあります。私は5インチゲージのブース(ミニSL・ELの体験乗車)に黒部峡谷ED22と東芝デイゼル機関車(スイッチャ20トン)他で参加しています。お時間がありましたならお出かけを。
投稿: 模鉄ちゃん | 2014年3月 8日 (土) 20時27分