O-GAUGE MODEL SPECIAL
前の日記でちょっと忙しくなっていると書いたのは、横浜の原鉄道模型博物館で開催されている「O-GAUGE MODEL SPECIAL」の運転にJORCが協力して、その運転要員に狩り出されているからなのです。
この催しでは3月19日から4月7日までの20日間、同博物館の館長である原信太郎さんが製作・所有している700両近いOゲージ車両の虫干しと整備を兼ね、初めて走るところを公開します。
会場は博物館内の多目的室で、入り口はこんな具合です。
これがほぼ全景。そんなに広くないのでJORCのレールを敷くと観覧スペースが取れません。そこでJORC関西にご協力をいただき、半径1500mmと1600mmの複線エンドレスを敷いています。
反対側から見たところ。手前のヤード(内側線)に原さんの車両、奥のヤード(外側線)にJORC会員の車両を収容しています。
原さんの車両はほとんどがここ数10年走ったことがなく、今回の催しのため、事前に走行テストを行いました。その結果100両余りが走行可能であることを確認しましたが、小型機でもC11なんかは従台車がエアタンクに当たるし、ボギー車でもホィールベースが長いのはスカートに当たったりで、半分以上は実質的な静態展示になっています。
やはり1500Rはちょっと苦しいし、客車や貨車が少ないので編成を組むのに苦労します。その結果、スイスの電機がイギリスの客車を牽く編成もありますが、原さんの考えならそれもOKのはずです。それにしてもこれらの車両は実にスムーズに走ります。少しスピードを上げて電源オフにすると、エンドレスをほぼ1周くらい、惰性で転がる機関車もあるし、既製品でも動力装置はほとんど作り替えられているので、この走りっぷりは一度見ておいて損はないでしょう。
こちらはJORC車両のヤード。関西からE233系近郊タイプも応援出演しています。
ところで、4月7日までほぼ毎日通う博物館までのルート、私の場合はすべてJR、東急東横線、京急の3ルートが考えられます。新宿で湘南新宿ラインに乗り換えれば、乗り換えの手間は一番楽ですが、運賃は最も高い。東横線ルートは一番安いけれど、朝夕とも混んでいて最も着席チャンスが少ない。ということで、試行錯誤の末、京急ルートに落ち着いています。特に帰りの品川行き快特は12両でガラガラだし、一眠りしても品川止まりだから乗り過ごす心配もありません。
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