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2014年1月に作成された記事

2014年1月31日 (金)

新しいレンズ

 2月に開催されるCP+2014を控え、オリンパスから29日に新製品の発表がありました。OM-Dシリーズの第3弾となるE-M10、2桁の型番なので昔のOMシリーズと同様に入門機という位置付けです。
 私としては興味はカメラ本体ではなく、これに合わせて新しくなった標準ズーム。M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6EZ(以下、EZ)という型番からわかるように、基本スペックは私が使っているE-PL5などのキットレンズになっているM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6ⅡR(以下、ⅡR)とほぼ同じなのですが、電動ズームになり(これはどうでもいいけど)、沈胴した時の厚みがⅡRの半分以下(これが重要)になっているのです。
 この新しいカメラとレンズがCP+に先駆け、小川町のオリンパスショールームで30日から公開されるというので、本日、早速触りに行って来ました。

P1319613これがE-M10にEZを付けたところ。電源オフの状態での厚みは22.5mm、ⅡRが50mmだから半分以下です。レンズ構成は7群8枚で同じ、電動なのに重量は93gと20g軽くなっています。絞りは7枚から5枚にコストダウンしているけど、マウントが金属になったのは評価できます。

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P1319616これは電源が入って使用状態になったところ。鏡胴は3段になっていて、焦点距離に応じて1段目と2段目が別々に動きます。諸元表に最も伸びた時の長さは記載されていませんが、ⅡRの沈胴時と同じか少し短いくらいの感じです。

P1319611ちなみに、ⅡRが伸びるとこのくらいになります。

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P1319627今日はショールームも空いていたので、自分のカメラに付けて試し撮りをさせてもらいました。上が望遠端(84mm相当)、下が広角端(28mm相当)です。画質は特に問題ないようだし、これ、欲しい!
 レンズ単体のメーカー希望価格は42000円、価格コムで最安が31000円台になっています。隠し財源の手配をしなくては。

2014年1月29日 (水)

サーバー不調?

 いつもの調子で写真10点くらいを入れてアップしようとしたら、容量が大きすぎるからダメ、というメッセージが出て撥ねられました。3度やっても同じなんで、さすがにもう一度やる気はありません。本日はこれにて閉店。
*画像は本分と関係ありません。

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2014年1月24日 (金)

三度目の正直、EF65の荷重受け

 昨年の10月から手がけているEF65の車体側荷重受け、第三者にはそんなに拘るほどのものなのかと思われるかも知れません。私自身もそんなに拘りたくはないのですが、模型としてのアレンジがうまくいかず、取付け方法などで手を焼いていました。

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P3108780問題のパーツは写真の赤線で囲んだ部分。上が両端台車、下が中間台車です。16番のカツミの台車では思いっきりよく省略、KATOの製品では台車の側受けと接する下半分だけが表現されています。

P11594421月15日、3度目の罫書きです。板厚は熱による変形を避けるため、0.5tに戻しました。両端の斜めになる部分はニッパーで切り落とします。

P1219516熱による変形を避けるため、半田鏝は60Wにしてみました。左が3度目、右は最初の完成品で、やや横長でした。横8mm、高さ5mmほどですが、0.1mmくらいの狂いでもなんとなく歪みがわかります。小さいものほど難しいということを実感させられました。

P1219518逆さまにして枕バネとの位置合わせ。この時は両面テープでの仮止めです。

P1219519レールに乗せて最終確認。固定は接着剤を併用するので、ビスは1.4mm1本だけ。ところが1本では締付けると微妙に傾くものがあるし、下側の摺り板がネジ穴と干渉するので、どうも手際よくまとまりません。

P1229526取付けベースに固定すれば安定するし、作業もしやすくなりますが、板厚の分だけ高さが増えると、台車の側受けにあたってしまいます。そこで「コ」の字型のベースに落とし込むようにしました。

P1229532三方を半田付けしているから、そうそう簡単に外れることはないでしょう。

P1239541床板に固定したところ。これで前に空けた穴も隠せます。

P1239546まぁ、そこそこ満足できる状態になりました。枕バネを完全に固定してから、最終的な位置合わせの微調整をします。

P1239548_2斜めから見たところ。なんとか雰囲気は出ています。

P1239549右側が最初、左側が2度目の失敗作。ほとぼりが冷めた頃に処分します。

2014年1月22日 (水)

ピンチヒッター

 本日はEF65の進捗状況をアップする予定だったのですが、思わぬアクシデントで工程が遅れてしまったため、ピンチヒッターに多少時事的話題を絡めた写真で、場をつないでおきます。

P72047892009年7月20日、カメラのデータでは5時51分になっています。場所は蕨のホーム。早起きして去就が噂される列車の撮影に出かけたわけです。
 最良の場所とはいえませんが、時間の制約があるので贅沢は言えません。

P720479214分後の6時5分、「北陸」の通過です。望遠で引いて手前の跨線橋を外したのですが、編成が短くて中途半端な構図になってしまいました。

P72048041この春で廃止が決定した「あけぼの」は6時43分に通過。少し時間があったので線路脇に移動しました。牽引機は見てのとおり、貴重な茶釜のEF6437。線路の左はかつての日本車輌蕨工場があった所です。画面には入っていませんが、右の白い柵には、同業者が何人も貼り付いています。
 というわけで、「鉄」にとって 早起きは3本の得 というお話でございます。お後がよろしいようで。 

2014年1月19日 (日)

南武線で貨物列車に遭遇

 先週の16日、天気に誘われ、2014年度にE233系への置き換えが予定されている南武線の様子を見に行ってきました。登戸から川崎行きに乗り、先頭からロケハンして津田山で下車してみました。

P1169470島式ホームとは跨線橋で結ばれていて、駅舎はいかにも私鉄風の雰囲気が残っています。ここから少し登戸寄りに戻った津田山第2踏切でカメラを構えます。

P1169461いきなりサハ改造のクハ(クハ205-1206)が現れました。個人的にはこの前面、原型より好きです。ちょっとズームを長め(70mm相当)にしたので、6連のケツが切れてしまいました。

P1169462ズームを60mm相当にして、ぎりぎりで6連が納まります。先頭はクハ205-134。扉のガラスが大きいタイプです。

P1169464209系も来ました。先頭はクハ209-2201。制御装置を更新したけど、置き換え対象になるのだろうか。

P116946530分に1本の快速。字幕なんで赤地の快速表示が目立ちます。先頭のクハ205-21は山手線から転属してきた、扉ガラスが小さいタイプ。

P1169467まだ川崎行きが来る時間ではないのに踏切が閉まり、おおおおお! なんと、週に火木曜のみ運転の通称「米タン」列車がやってきました。噂には聞いていたけど、いきなり遭遇するとは。これも普段の行いの賜だろうか。
 小一時間でひととおり撮影でき、さて次はどうするか。そうだ、ツキの勢いを借り、京急大師線の干支マーク付き列車を写そうと川崎に向かいます。

P1169471矢向はかつての電車区だった所。今も留置線として使われています。もう少し陽が高くなると、まともな形式写真が撮れそう。

P1169480側面が逆光ですが、登戸行きの表示も写しておきます。

P1169496この日の大師線は昼間の3本のうちの1本は1000形でマークなし。残りの2本が1500形で、2種類のマークが付いています。こちらは鋼製車。

P1169501こちらは120km/h運転可能なアルミ車です。大師線は産業道路の前後の地下化がだいぶ進んでいるようなので、暖かくなったらそちらも見に行ってみましょう。

2014年1月16日 (木)

DJ阪急特集

 このブログのアクセスは今のところ1日平均60~70、土日に100を越えることもあるくらいなんですが、13日は215、14日は374、15日はなんと546という数字を記録しています。思うにこれは鉄犬様とリンクしたおかげなのでしょうか。
 まぁ、1アクセスいくらの歩合制でもなし、どのへんでメッキが剥がれるのかを見極めたいと思います。

 ところで、今回はまた私が関わっている雑誌のPR版です。

P1169444いきなり縦位置でデカデカと出しちゃいます。15日発売の鉄道ダイヤ情報2月号は見てのとおり、16年ぶりで阪急特集。もう本屋さんに並んでいます。

P1169445表紙をめくれば阪急だらけです。見開きがどちらも京都線なのはなんでだろ。

P1169446まずは定番どおり、路線と運転の概要から入ります。

P1169447続いて車両の概要。忙しい人はここだけ拾い読みしてください。

P1169448阪急電車の日除けは鎧戸式、と思ったらそうじゃない。カーテンも引下げ式と引上げ式の2タイプがあるのです。

P1169449阪急電車の落とし穴は車番に飛び番が多いこと。そのため、両数だけでなく車番の一覧表も付けています。

P1169450そして、形式別のガイドと続きます。1000系は試乗記を中心にまとめました。

P11694517000系のリニューアル編成は、最初の2本の前面が大幅に変わったものの、それ以降はちょっと見に変化なし。それぞれの編成ごとに写真で紹介しています。

P1169452電車以外にも阪急らしい見所を押さえています。
 以上、50頁にわたって阪急てんこ盛りの2月号は、通常定価の870円で発売中です。

2014年1月13日 (月)

新年例会のハシゴ

 昨日(12日)は私が所属しているJORC(日本0番鉄道クラブ)の例会(霊会)でした。なので、日の出前に起き、斎戒沐浴して身を清め…なんてことはせず、ごく普通に朝食をすませて9時過ぎに出発。中野、お茶ノ水、錦糸町、津田沼、幕張本郷と5回も電車を乗換え、11時前に稲毛の大聖堂に到着しました。

P1129414新年早々から老人パワーが溢れかえっています。

P1129422ゲストの高校生の作品。奥は阪神電鉄1000系、手前は近鉄ビスタカー10100系。かなりプロ的な匂いのする出来映えで、2階建て車と流線型の先頭車も期待できそうです。

P1129421私のEF65もコンテナ貨車を牽かせてもらい、軽く足慣らしです。

P1129419午後一番で恒例の生存確認写真撮影。来年もこの場に顔を出せるよう、体調管理に気をつけないといけません。画面の右端が私ですが、セルフ撮影の5コマがすべてブレています。
 今回、あの、いいいいいいいいいいいーの犬鉄様もゲストとしてお見えになりました。かねてから噂は聞き及び、今年はどこかでお会いできるかなと思っていたところなので、今後の展開が楽しみです。

 JORCの霊会は15時すぎで端折り、EF65をバッグに押し込んで、一路、神奈川県の藤沢までの大移動を開始。そう、12・13日は湘南鉄道模型クラブの新年例会も開催されているのです。
 JRと小田急を乗継いで約3時間、藤沢の某所に到着しました。

P1129428中央に御大の高梨会長、左奥には関東連合のオヤビンが控えていて、ごく普通の運転会のように見えますが、カメラを右に振ると、テーブルの上にはアルコール飲料とつまみがぎっしり並んでいます。

P1129430模型作りも飲むのも半端ではない面々です。

P1129436こちらは悠々自適の長老。古典蒸機の講釈に一同聞き入っています。
 まだ風邪が完全に抜けていないので、ひととおり顔つなぎができたところで失礼しました。帰宅は21時過ぎ。家を出てから帰るまでの約半分強が移動時間でしたが、中身の濃い1日でした。

2014年1月 8日 (水)

遠州鉄道奥山線

 昭和39年3月、大学の入学も決まり(付属高校なので、形どおりの受験)、福島模型製作所でアルバイトを始めました。そこで一緒になったバイト仲間から、遠州鉄道奥山線というナローラインがこの夏あたりで廃止になるという話を聞き、それならと飯田線を絡めての撮影旅行に出かけました。
 その頃、ナローゲージの知識はほとんどなかったのですが、三重交通湯の山線に登場した4400形(現在は三岐鉄道の200系)がきっかけで、ちょっと毛色の変わった電車を見ておこうという気になったのです。
 浜松というのは夜行列車で行くには半端な距離で、貧乏学生には大阪行きの普通列車しか選択肢はありません。夜の10時過ぎに東京発、浜松はまだ4時台でした。乗った車両は岩手県の大船渡から滋賀県の近江絹糸に集団就職するという女子中学生の団体で満員でした。

640314_0002浜松はまだ夜明け前。遠鉄浜松の駅は今と異なり、国鉄の駅から少し離れた位置でしたが、なんとか辿り着きました。ホームの反対側には遠鉄本線の電車が停車しています。

640314_0011奥山線は途中の曳馬野までが電化、その先はディーゼルで、客車だけが直通します。右はキハ1803が先頭についた気賀口行、左は電車が先頭の遠鉄浜松行きです。

640314_0005この日はあいにくの雨。写真は構内でしか撮れません。

640314_0007気動車もキハ1801~1803は電車とほぼ同じ車体です。

640314_0010気賀口からの客車に増結するモハとサハが入れ換えて来ました。乗客も屋根の下に固まっています。

640314_0006トレーラーは種々雑多、これが一番古そうなタイプでした。

640314_0008車号は上の1103と1番違いですが、スタイルはまるっきり違います。このあたりの経歴はまるでわかりません。

640314_0013気賀口までの途中で交換したキハ1804。これは馬力もあり、結構スピードも出たそうです。見てのとおり湘南マスクで、井笠のホジ1形とほぼ同形態です。

640314_0016終点の気賀口です。折返し時間があったので、停車中のカットも撮れました。キハ1803は廃止後、尾小屋鉄道に譲渡されたはず。

640314_0018線路のドン詰まりに置かれていた貨車。かつては右の踏切を越え、線路は奥山まで延びていたのです。
 雨のおかげで沿線での撮影は諦め、遠鉄浜松に戻ります。絶好の撮影ポイントとされる都田口あたりも、居眠りしていて朧気にしか記憶にありません。

2014年1月 4日 (土)

開店休業

 2014年、まずは平穏無事な正月…といいたいところですが、実は暮の30日頃から少し喉の具合が悪くなっていました。医者も休みなんで取り敢えずは総合感冒薬を服用しましたが、症状はほとんど変化なし。
 だんだん咳と喉の痛みも出てきたので、薬を咳止めに代えても、薬が効いているうちは小康状態、切れるとまたゴホン、ゴホン(今回はもっと長く尾を引きます)の繰り返しです。ならば少しでも睡眠を取ろうとしたしたものの、こんどは寝過ぎて首の筋が痛くなりました。
 実は、本日、昔からの鉄道仲間の集まりがあるんで、なんとか出席したかったのですが、昼頃の時点で咳が止まらず、残念ながら参加は断念しました。

 熱は昨夜で36.9度、平熱より少し高めですが、熱っぽい感じはありません。今日は少し頭痛もするので、先ほど測ったら37.8度。こりゃもう立派な病人です。
 でも、喉の痛みは少し薄らいできた感じなので、夕食後の薬を咳止めから総合感冒薬に代えてみました。これが吉となるか凶となるかは明日の朝のお楽しみ。

P1049371夜中に咳き込んだ時の用意に、のど飴を枕元において寝ます。

2014年1月 3日 (金)

撃沈!

 昨日の工作初めの儀、準備万端怠りなく、粛々と進めたのですが、結果は × でした。敗因は工作が楽なようにと薄い板(0.3t)を使ったのがいけなかったようで、見事に半田鏝の熱で変形してしまいました。
 それにしても小物は難しいですね。ノギスで測ってわかるくらいの誤差でも、見た目になんかおかしいなと感じる感覚は結構すごいと思うけど、それをしっかり修正できる腕があるかというのは、別次元の問題です。
 微妙に歪んだブツを眺めて考えたのは、これをもう一度半田付けし直しても劇的な変化は起こらないだろうということ。ならば発想の転換で、誤差の出にくい工作方法を工夫した方がよさそうです。H5さんだったらフライスの一体成形でドンピシャのものができるのだろうけど、人は人、私は私、身の丈に合わせ、可能な方法を模索してみましょう。

2014年1月 2日 (木)

初○○

 明けまして、おめでとうございます。


 2014年も明けて早2日目。若い頃は終夜運転の電車に乗り、初詣のはしごをしたこともありましたが、今やそういう気負いは一切なく、大晦日は少し風邪気味だったせいもあり、22時過ぎには床につきました。従って、いつもならかすかに聞こえる除夜の鐘の音も記憶にありません。
 元日は形どおりに雑煮を食べ、年賀状に目を通してから、地元の神社に初詣です。

P1019333住宅街の中にある、ごくありふれた神社ですが、鳥居や参道はそこそこ整備されています。

P1019332以前より賑わっているような感じです。私のような土着民にしてみれば、遠くの親戚より近くのなんとかで、地元の氏神様と懇意にしておくのが筋でしょう。

P1019336出たついでに商店街を軽く散歩。庚申通りなんで、絵柄は干支に関係なく、イメージキャラの猿が描かれています。

P1029337さて、2日は事始めの日なんで、これから2014年初工作の儀を執り行います。ベーク板の上には昨年からの仕掛け品が並んでいます。

P1029340細かくてわかりにくいかもしれませんが、上の写真にある車体側の荷重受けです。そろそろ半田鏝も暖まったようなので、これから台車の側受けとあたる部分の平板を、現物合わせで取り付けます。

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