新しいレンズ
2月に開催されるCP+2014を控え、オリンパスから29日に新製品の発表がありました。OM-Dシリーズの第3弾となるE-M10、2桁の型番なので昔のOMシリーズと同様に入門機という位置付けです。
私としては興味はカメラ本体ではなく、これに合わせて新しくなった標準ズーム。M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6EZ(以下、EZ)という型番からわかるように、基本スペックは私が使っているE-PL5などのキットレンズになっているM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6ⅡR(以下、ⅡR)とほぼ同じなのですが、電動ズームになり(これはどうでもいいけど)、沈胴した時の厚みがⅡRの半分以下(これが重要)になっているのです。
この新しいカメラとレンズがCP+に先駆け、小川町のオリンパスショールームで30日から公開されるというので、本日、早速触りに行って来ました。
これがE-M10にEZを付けたところ。電源オフの状態での厚みは22.5mm、ⅡRが50mmだから半分以下です。レンズ構成は7群8枚で同じ、電動なのに重量は93gと20g軽くなっています。絞りは7枚から5枚にコストダウンしているけど、マウントが金属になったのは評価できます。
これは電源が入って使用状態になったところ。鏡胴は3段になっていて、焦点距離に応じて1段目と2段目が別々に動きます。諸元表に最も伸びた時の長さは記載されていませんが、ⅡRの沈胴時と同じか少し短いくらいの感じです。
ちなみに、ⅡRが伸びるとこのくらいになります。
今日はショールームも空いていたので、自分のカメラに付けて試し撮りをさせてもらいました。上が望遠端(84mm相当)、下が広角端(28mm相当)です。画質は特に問題ないようだし、これ、欲しい!
レンズ単体のメーカー希望価格は42000円、価格コムで最安が31000円台になっています。隠し財源の手配をしなくては。
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