最近の高速バス事情
私の場合、仕事、遊びを問わず、関西方面に行くときは大抵往路が夜行の高速バス、復路が新幹線を利用します。この組合わせが朝早くから活動して、帰りはその日のうちに帰宅できればよいという条件にぴったりだからです。
夜行バスはもっぱらJRバスのドリーム号。VIEWカードできっぷが買えるし、東京~関西は曜日による割引と、ネットの早売りを利用すれば、片道で最安6000円になります。割引は3段階くらいあって、一番安いのは月~木曜発、金曜発が最も高値に設定され、盆暮れやゴールデンウィークは平日もランクが上がります。
バス自体にもプレミアムドリーム、ドリーム、青春エコドリームというランクがあり、プレミアムドリームは完全独立タイプのプレミアムシートと、スーバーシートの2本建て。エコドリームは1列4人の詰め込みタイプで、当然、運賃にも差が付きます。これは9月に乗った、JRバス関東のドリーム号。見てのとおりダブルデッカーで、塗色はJR東海バス、西日本JRバスもほぼ同じ。西日本JRバスはピンクのアクセントカラーが入ります。
2階は11列、1階は8人分の席があり、早売りでは1階席(席番は20番代)にあたることが多かったのですが、9月以降はずっと2階席が取れました。
今月の10日に乗った時は10番Bという後から2列目の席でしたが、それほどエンジン音は気にならず、後輪は2軸のせいか、道路の継ぎ目のショックは前寄りより少ないように感じました。こちらは21日に乗ったプレミアムエコドリーム号。JRバス関東の車ですが、JRバスのシンボルカラーともいえるブルーがないし、前面にプレミアムエコのロゴが入り、だいぶイメージが違ってみえます。
この車両は2階の最前列にプレミアムシートが2席、2~10列目がスーパーシート、1階が4人並びのエコシートという、1・2・3等合造のような構造になっています。トランクルームもあるから、国鉄流にいえばキイロハニでしょうか。
スーパーシートは普通のドリーム号より背もたれが少し大きめのようで、リクライニングさせると座面の角度も変わります。しかし、リクライニング角度はドリーム号よりやや浅いみたいで、レバーを引いてシートを倒しても「あれ、途中で引っかかってるんじゃないの?」という感じがしました。
最近気付いたのですが、途中休憩で発車するときの人数確認が省略されています。車内で寝ている人の迷惑にならないようにとアナウンスしているけど、乗り遅れたら洒落になりません。8月に乗った南海バスでは、降りる人に確認カードを渡し、戻ってきたら回収していました。これなら車内に入らなくても人数を確認できますね。
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