近鉄撮影メモ(その6)
9月のことをまだ引っ張っていますが、近鉄撮影メモはこれで最終です。伊勢中原での撮影後、宇治山田まで行ってみました。この駅は伊勢神宮のお膝元であり、戦前から規模の大きなことで有名でしたから、ぜひ一度は見てみたいと思っていたのです。
ビルのように見えるのは、大部分がホームの壁ですが、南海の難波のような雰囲気です。
コンコースの照明。電球を取り換えるのは大変だろうなと、余計な心配をしてしまいます。
16番ゲージの運転コーナーもありました。伊勢志摩ライナーのリニューアル車がいるけど、運転台は2台とも故障で使えません、となっていました。
伊勢神宮にはお参りしないで、名古屋に向かいます。戦前なら非国民ですね。松阪で始発の急行に乗換え。運よくクロスシートの5200系にあたりました。
5200系の車内。急行用としては最高レベルです。ここでやっと昼食にします。
快適な車内でウトウトしていましたが、そのまま名古屋まで行ってしまうにはまだ日が高いので、ちょいと四日市からナローラインに寄り道します。
近鉄が「もう、やってけないよ」と言い出した内部・八王子線も、なんとか地元が支援することで、当面の廃止は免れたようです。
3連の両端のモとクは1人掛けのクロスシートです。三岐鉄道に移管された北勢線は冷房化が進んでいますが、本家の近鉄は完全非冷房。ラインデリアがガラガラ回っていました。
内部行きは小古曽で交換します。対向列車はブルー系の塗色でした。
終点の内部。線路配線に電動車の付替えをしていた時代の名残を留めています。
ここは車庫もあります。規模は小さいけど名前には長い肩書きが付きます。
1本だけの2連は予備なので、いつもここに留置されています。
帰りは日永で1本落とし、編成写真を狙います。
色違いの編成で四日市に戻りました。これでカメラはバッグにしまい、名古屋に向かいます。3日間フルに活用した週末フリーパス。十分にもとは取れました。
« 100周年のリバイバル | トップページ | 阪急 撮りまくり »
「1/1 私鉄」カテゴリの記事
- 東急の青ガエルを捕獲(2019.11.11)
- 京王高尾線開業の頃(2019.11.01)
- 最近の代々木八幡と下北沢(2019.10.25)
- 相鉄100年展、ひっそりと開催(2019.10.19)
- 今月末で休止、上野動物園のモノレール(2019.10.09)
精力的な取材に敬意を表します。写真も綺麗ですね!
北勢線 四日市コンビナート建設時代頻繁に乗りました。数年前 津での会社同窓会参加の際 今は三岐鉄道となっている同線を訪ねてみました。
昔 利用した駅は六把野でしたが今は無くなっていましたね。
線路も 車両も 駅舎も立派になっているのにびっくりしたものです。
ついでに八王子線も訪ねました。塗色が楽しかったですがいささか哀れを感じたものでした。
投稿: 阪S | 2013年11月 7日 (木) 11時25分
三岐は積極的に手を入れていますが、近鉄は車両の更新をする気がないようです。
そんなに゜閑散としているわけではないので、LRTにしてスピードアップをすればと思うけど、なんにしても先立つものが…なんですね。
投稿: モハメイドペーパー | 2013年11月 7日 (木) 20時55分