近鉄撮影メモ(その3)
次の目的地は大阪線の河内国分。この駅の大阪寄りで大和川を渡っていて、その鉄橋がそこそこの撮影ポイントになっています。新祝園から大和西大寺に戻り、奈良線で布施に出て大阪線に乗り換えます。
河内国分駅から歩いて5分くらいで鉄橋の袂の踏切に出ます。ここは線路がほぼ南北に走っているので、午後でも名古屋方面行き列車を順光で撮れるのです。15時15分頃から約1時間、来た列車を時間を追ってご覧ください。この鉄橋は作業用通路の手摺りが低いので、大阪行き(手前側)の列車もなんとか絵になります。上本町行きの急行。手前4両は1620系、大阪寄りも2連も含め、オールVVVF編成です。
21000系アーバンライナーplus。名阪ノンストップ特急ですが、今は津とか、列車によっては大和八木にも止まります。
本来は奈良線用の9200系。現在は4本中3本が大阪線用になっています。右から3両目のサだけアルミ車体で、車体下端が少し低くなっているのがわかるかな。
宇治山田行きの急行は1時間に1本。大抵6連は大阪寄りから2+4なので、2連の前パンが先頭に出るのは少ないようです。大阪線用のVVVF2連は三菱の電機品を装備した1400代の形式が主力で、日立の電機品を装備する1220系は少数派です。
2430系の3連を2本併結した6連の各停。4M2Tの強力編成です。
手前は2410系、大阪寄りは1620系でしょうか。近鉄ではVVVF車と抵抗制御車の併結は当たり前です。
榛原行きの区間準急。手前4両は2430系ですが、本来は3連だったところに1810系のサ1970形を組み込んでいます。
1時間に3本の急行のうち、2本は青山町か名張止まりです。2610系は昭和40年代後半の新製ですが、まだ急行の主力。この編成は最近車体に手を加え、扉間の窓が中央を除いて1枚ガラスになっています。
大阪線には2本しか配置されていない、L/Cカーの5810系。手前から2両目のサ5710形はトイレ付きです。
12400系。パンタの数以外にも前面に2箇所、12410系と見分けるポイントがあります。
2610系はL/C改造された3本が名古屋線用で、大阪線用はすべてロングシート。現在ではこの形式のみ、窓の天地寸法が少し大きく、窓下辺の位置が少し低くなっています。
22600系の4連は2本のみなので、撮れたのは運がよかったのかも。
これも大阪線用は2本だけの5820系。奈良線用とはクとサの形式が違います。
だいぶ陽も傾いてきたので、河内国分での撮影はこれまでとします。
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さすがに近鉄。いろいろな電車がどんどんやってきて飽きませんね。非電化線では、こうは行きませんよ。
投稿: ぼっちぼち | 2013年10月 7日 (月) 21時12分
私は単線・非電化で1時間か2時間に1本という所はダメです。それにしても、関西の私鉄は結構古いのがまだ頑張っています。
投稿: モハメイドペーパー | 2013年10月 8日 (火) 00時03分