近鉄撮影メモ(その2)
壺阪山での撮影は11時過ぎで終了。次は京都線がJR片町線と並走している区間に向かいます。昔、片町線を通ったとき、数駅間にわたって近鉄と並走しているのを見て、いつかはここで降りて撮影してみたいと思っていたのです。
地図で見ると木津川台から新田辺までが、近鉄とJRは付かず離れずの状態で、昨日、車内からロケハンして新祝園~狛田間あたりがよさそうと見当をつけておきました。
途中、大和西大寺で急行から各停への乗継ぎ時間を利用し、駅構内で昼食用のパンを仕入れておきます。各停の先頭から前方を注視しつつ、この辺でよかろうという神のお告げに従い、新祝園で下車。京都寄りの最初の踏切を越えると、ちょうど幅数mの農道があったので、早速撮影体勢に入ります。
ここでは12時半から14時頃まで、来る列車は上下ともひととおりシャッターを切りました。なまじ選り好みをすると、意外な大物を逃がしてしまうことが多いのです。
列車は1時間あたり特急3本、急行4本、各停3本、特急と各停は4連、急行は6連ですが、特急の1本は奈良・橿原神宮前方面の併結なので6連になるようです。まずは特急からご覧ください。12410系です。3連で登場し、後にサを組み込んだので、最初からの4連の形式とはトイレ・洗面所の位置が違います。
12200系と22000系の併結。菱形パンタの12200系はだいぶ少なくなっています。
前2両が22000系、後4両が22600系です。
30000系ビスタカー。西大寺所属のせいか京都線系統ではよく見かけます。
普通車は主な形式をピックアップします。これは2本のみになった8000系3連を併結した6連。いまや8000系は全部で38両という少数派になっています。
界磁チョッパの8810系。鋼製車体です。
8600系で唯一の6連固定編成。8600系は抵抗制御車が多いのですが、車齢が8000系より若いので、まだ大部分が生き残り、省エネ改造した8000系が廃車になっています。
京都市営地下鉄乗入れ用の3200系。最近は奈良線の運用にも入り、難波で見かけることもあります。
9020系と、後は1233系か1252系でしょう。9020系は全車が阪神乗入れ対応なんで、京都線ではあまり見かけません。
京都市営地下鉄乗入れ用の3220系。回送ですね。
8000系4連とVVVF車の併結。8000系は省エネ改造車なんで、両端がTcです。
6連は大抵京都寄りから2+4なのですが、これは4+2の編成。
最後は駅に戻る途中、踏切の近くからのワンカット。ここもそんなに悪くないけど、6連は無理かな。形式は8600系抵抗制御車。そういえば京都市交の10系は来なかったなぁ。
同じ位置から撮ったJR321系。こちらは単線で忘れた頃にしか来ません。気合いが入っていないから、前面が架線柱に引っかかっています。
そこそこの収穫はあったけど、暑かった!
« 近鉄撮影メモ(その1) | トップページ | 近鉄撮影メモ(その3) »
「鉄道全般」カテゴリの記事
- 18きっぷで身延線を乗り通す(2019.09.13)
- 白河発、青春18きっぷの旅(2019.09.04)
- 品川に現れた相鉄の電車(2019.09.01)
- よく似てる(2019.07.28)
- 初撮り(2019.07.03)
お疲れ様でした。
おトシヨリは、暑い中田んぼに長時間いると熱中症になりますゆえご注意くださいね。
投稿: OER3001 | 2013年10月 3日 (木) 23時46分
濡らして絞ったフェイスタオルを頭に乗せ、両脇で首筋も覆うというスタイルで構えていました。見てくれより実用本位です。
投稿: モハメイドペーパー | 2013年10月 4日 (金) 22時28分
小学生の頃、奈良への遠足の帰りに近鉄電車の車内から2連で走るキハ10系の姿を見て「あの国鉄は何だ?」と思ったのが、この区間でした。
ちなみにその時に乗っていた近鉄は、湘南ヅラの800系でした。
投稿: よこやま | 2013年10月 5日 (土) 00時11分
その昔の片町線は長尾から奈良寄りが単線で非電化でしたね。京都線では旧型の400系に乗り、HLだけど弱め界磁つきなんで、かなり早いなと感じました。
投稿: モハメイドペーパー | 2013年10月 5日 (土) 19時48分