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2013年10月に作成された記事

2013年10月30日 (水)

新機種の感触

 本日、このブログのアクセスが30000を越えました。だからといってご祝儀は出ないし、これを機会に内容一新なんてこともありません。アクセス解析を見ると、夜中の2時、3時にも結構アクセスが伸びる時があり、さまざまなライフスタイルがあるんだなぁと感じています。

 というところで本日のお題はカメラの話し。10月にオリンパスからOM-D E-M1、パナソニックからDMC-GX7が発売になり、先日、新宿のヨドバシカメラで実物を触ってきました。

Nr130910em1_01_2こいつがオリンパスのE-M1。見た目は完全に眼レフですね。先発のE-M5が一眼レフもどきという、ちょっとおもちゃっぽい感じだったのに対し、流石にフォーサーズを統合したフラッグシップ機という貫禄を備えています。
 ダイヤルなんかもしっかりとした感触だけども、その分、目方はメディア、バッテリー込みでほぼ500g。これにF2.8通しの標準ズームを付けると約880gという、かなりの重さになります。
 ホディ、レンズとも防塵防滴仕様ですが、私は雨の中とか、極端に埃っぽい所で写真は撮らないし、ボケを生かした絵作りもしないので、どちらも猫に小判です。

97_sこちらは以前にブログでちょっと気になる存在と書いた、パナソニックのGX7。EVF内蔵というところに惹かれたのですが、実物はなんとなく中途半端な大きさでした。EVFはオリンパスとほぼ同レベル、機能的には充実しているけど、回りに見せびらかしたくなるような、ワクワクするオーラが感じられません。
 おまけにキットレンズの20mm・F1.7はAFが今時の最新機種とは思えないくらいに遅い。これはレンズが古い設計のせいとはいえ、初めてG1を触ったときの衝撃的なAFの速さとは、あまりにも違いすぎます。そして私にとって決定的だったのはシャッター音。パシャンのあとにキューンという余韻が残り、これをシャッター切るたびに聞かされるのはかなりのストレスになりそうです。

 ということで幸いにも2機種とも、どうしても欲しいという気にはならず、隠し財源の工面に頭を悩ます必要もなくなりました。
*数日前に中野のフジヤカメラを覗いたところ、オリンパスのE-P5が中古でズラズラと並んでいました。E-M1に買い替えるために放出されたのでしょう。

2013年10月28日 (月)

EF65、車体側受を作ったけれど…

 先週はほぼ4日間をかけ、車体の荷重を枕バネに伝える受けを作りました。16番では省略しても、0番ではそれらしきものがないと間が抜けてしまいます。
 実際は枕バネの上に乗っている荷重受と接しているわけですが、模型では線路の凸凹に対応するため、付かず離れずの状態にする必要があり、実感を損なわずにどのくらい隙間を空けるかのさじ加減が難しそうです。
 細かい寸法はわからないけれど、シルエット程度になればよいと考え、大まかな略図を書いたら製作にかかります。

Pa237685板厚は0.5t、チャンネル状のものは曲げやすいよう筋堀りを入れています。

Pa267691左の4個が両端台車、右の2個が中間台車用です。どちらも床板への固定用に2mmネジを切っておきました。

Pa267694両面テープで仮止めして位置決めをします。

Pa267705車体を乗せてみます。ぱっと見たところは問題なしのようなのですが…。

Pa267699
Pa267702両側を見比べると、台車側受との隙間が均等になっていません。パーツそのものの高さは同じはず。よく調べたら車体がほんのわずか傾いているようです。
 これは何度も側面にスコヤを当ててわかるくらいで、普通に見ていれば(あくまで私の感覚でですが)傾きは感じられません。しかし、こんなものを付けると一目瞭然です。床板の上心皿、台車の下心皿とも水平はちゃんと出ているはずなのに。
 ふと閃いて両端台車の前後を入れ換えたら一件落着しました。工作上の僅かな誤差が相殺されたのでしょう。まぁ、本物だって薄い当て板(シム)を挟んで高さや傾きを調整していますから。
 とはいえ、よく見ると筋堀りが浅かったせいか曲げの角が甘く(ここは車体に隠れて見えないけど)、平行四辺形っぽくなっているものあります。工作台の上に置いて一晩眺めた結果、このパーツは作り直すことにしました。もう材料は切り出しましたが、仕事が立て込んできたので平日の工作は無理そうです。

2013年10月26日 (土)

近鉄撮影メモ(その5)

 9月23日、秋分の日、今日は名古屋まで戻りながら撮影します。まずは上本町8:53発の青山町行き急行でスタート。

P9237237大和八木の手前で信号待ち。京都行きの特急が上り線を横切り、短絡線を通過しています。ちょうど2日前に私が乗った列車ですね。この短絡線、単線ですが複線分の用地が確保されています。

P9237242榛原で特急待避。大和八木に続いて2度目です。

P9237248青山町で20分ほど待ち、五十鈴川行きの急行に乗継ぎます。また2610系だぁ。1時間に1本の宇治山田行きなんですが、今日は行楽シーズンなので五十鈴川まで延長運転。なかなか見られない行き先表示です。

P9237249特急同士の接続が見られる伊勢中川。右は賢島方面からの難波行き。左は大阪方面からの名古屋行きです。ここまで来るとベンチの広告は赤福が独占しています。

P9237253次の駅まで行くのに20分ほど待たされます。各停は30分に1本しか来ません。白塚~賢島間をロングランするワンマン列車です。これを待つうちに「しまかぜ」が1本通過していきました。

P9237256伊勢中川の次の伊勢中原で下車。各停しか止まらない無人駅です。ここから少し中川寄りに戻った所で撮影を開始します。

P9237260これが今回一番の狙い目の「しまかぜ」。ワンチャンスと思うと少々緊張します。この「しまかぜ」の前面は、昭和27年頃に近鉄で計画されていたという、前面展望室付きの特急車によく似ているような気がします。

P9237261名古屋からの急行で2800系です。これも昭和40年代後半に登場したロングシート車で、一部はL/Cカーに改造されています。

P923726422600系と22000系の特急。山田線内では名古屋寄り前パンが定位ですから、これは名阪特急で名古屋に入った列車の折り返しということなのでしょう。

P9237267これも名古屋線系統の急行。1時間に3本の急行のうち、2本は松阪止まりです。前4両は界磁チョッパの1200系と抵抗制御の2430系の組合わせで、2本のみの異色編成です。

P923727730分に1本の各停。写真のモ1437-ク1537は1437系のトップナンバーだったのですが、ワンマン化で1440系に形式変更されています。つまり、現在は1437系には1437という車号が存在しないわけで、このあたりが近鉄の形式のややこしいところです。アタマ痛うなるわ。

P923727923000系「伊勢志摩ライナー」。リニューアルで塗色が変わりました。

P92372813扉ながらも転換式クロスシートの5200系。大部分が名古屋線系統で使用されています。

P9237282クラブツーリズム専用車「かぎろひ」に改造された15400系。思わぬオマケが撮れたところで、ここでの撮影は切り上げ、宇治山田に向かいます。

P9237284伊勢中原で各停を待つ間にも特急が通過。ここもそこそこのポジションです。

2013年10月21日 (月)

EF65、誘導員ステップの工作

 JAM、合運も終わり、やっと工作の順番が回ってきました。で、その前にこんなものを仕入れてきました。

Pa197666半田付けにはなくてはならないベークライトの板。実は私、もう何十年も半田付けをしていながら、持っていなかったのです。それじゃ今までどうやっていたんだというと、長年愛用したのはベーク板の上にあるカマボコ板。黒く焦げて表面が凸凹になると、ボール盤の当て板に格下げされます。長物なんかは工作台の上に直置き(紙は敷いていますが)していました。
 ベーク板は100×200mm、5mm厚で520円でした。秋葉原でもこういう素材を扱う店は数軒しか残っていないようです。
 さて、EF65のスカート両脇にある誘導員用のステップですが、キットに入っているパーツはこんな状態です。

Pa187645これをどうやって一体化すればいいのか。このままじゃ半田代(しろ)はいくらもなく、箱から出し入れするだけで外れてしまうでしょう。それに、三角形のリブはベースに対して直角ではないのです。

Pa197659そこでこいつを一度焼き鈍し、隙間にステンレススケールを入れてえいやっと曲げたら、なんとかそれらしい角度になってくれました。

Pa197671ベースとなる脚とステップは0.3tの真鍮板からL字型の金具を作り、これに半田付けします。金具はZ字型になりますが、展開を取るのが面倒なので広幅に作り、あとから余分な所を切り取ります。金具をステップの途中までとしたのは、正面から見て金具の板厚を目立ちにくくするためです。

Pa197673左はL金具に半田付けした状態。右はこれを整形したところ。

Pa197674ステップの簀の子状の部分は糸鋸で抜きます。抜くというより、鋸刃をヤスリのようにして削るといった感じです。

Pa207680なんとか形になりました。右はまだ水かき状になっているので、もう一度整形しました。

Pa207682裏から見たところ。普段、この位置から見られることはないけど、自己満足する程度に仕上げておきます。さて、これをどうやってスカートに取り付けるか。半田付けでもたつくと全部バラケそうなんで、うまい方法を考えないといけません。

2013年10月19日 (土)

京王つながりということで

 今年は京王電鉄開業から100年目ということで、これに関連した出版物も目白押し。私が関わっている交通新聞社からも、9月に「京王電鉄の世界」というムックが発行されたので、宣伝かたがた、簡単に紹介させてもらいます。

Pa197649A4変形版、144頁、定価1680円(税込)です。今年の3月に発行された「東急電鉄の世界」をかわきりに、「小田急電鉄の世界」に続くシリーズ3作目になります。

Pa197650内容は、まず運転・車両ガイドから始まるという、オーソドックスな展開です。

Pa197651次は譲渡された車両の現状紹介。

Pa1976523000系、5000系が登場した頃を振り返ります。

Pa197653京王が大きくイメージチェンジした頃の話しも出てきます。

Pa197654やはりこのテーマは外せません。

Pa197655このシリーズの特徴でもある、全駅紹介です。

Pa197656資料篇では、7000系の複雑な車号・編成変更も一目でわかるようにしました。

Pa197657編成表をベースとした譲渡車一覧表。こういう表現は今までになかったけど、数字だけの対照表より遙かにわかりやすいし、マニア受けしそうです。
 手前味噌ながら、従来の趣味誌とは少し視点を変えた切り口もあり、京王の社内でも好評だとか。特に京王沿線の啓文堂書店では、他の京王関連誌とともに平積みされていますので、ご一読いただければ幸です。

2013年10月17日 (木)

京王れーるルランド

 去る10日にリニューアルオープンした京王れーるランドに行って来ました。京王も動物園線に乗るのはかなり久しぶりです。

Pa177537建物はホームの先端に隣接していて、ガラス越しにクハ6772のカットボディーが見えます。確かその昔はこちら側にもホームがあったはず。

Pa177540改札口を出て左が実物の展示スペースになります。以前はここにデハ2410だけ、ポツンと置かれていたと記憶しています。

Pa177564入館料は250円。ゲートが自動改札なんで、磁気券です。入ってすぐ左がMuseum Shop。このくらいの広さなんで、品数はそんなに多くありません。

Pa177543その奥が自由に運転できる16番のパノラマレイアウト。運転台はワンハンドル4台、2ハンドル1台で、2ハンドルで運転できるのは7000系になっています。

Pa177546ホームから見えていたクハ6772のカットボディー。ドア開閉、車内放送、方向幕の設定ができます。

Pa177547その右側、パンタグラフと車輪が置いてあります。車輪は奥が新品、手前はかなり摩耗した状態でした。

Pa1775622階への階段の途中に展示してあったのは1番ゲージ。よく見るとラフな作りだけど、雰囲気は出ています。

Pa177548このお宝は京王資料館からの借り物だそうです。

Pa177565こちらが実車の展示スペース。建屋の屋根がキャンバス張りなので、撮影にはちょうどいい光線状態になります。車両は手前からデハ6438、クハ3719、クハ5723、デハ2015、デハ2410(デハ222)で、デハ2410だけ少し向きが違っています。

Pa177603反対側から。もうちょっとデハ2410が引っ込んでくれるといいんだけど。

Pa177573連結面側からは5両を一度には写せません。

Pa177606
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Pa177600なんとか1両ずつ撮ってみました。デハ2015だけは両側がホームになっているので、これが限度です。

Pa177576クハ5723とデハ2015は車内に入れます。どちらも連結面に床置きクーラーが設置されています。

Pa177604これは展示車両の回りを周回しているミニ電車。運賃は100円です。

Pa177557本館2階のオープンデッキから眺めていて気付いたのですが、クハ5723のクーラーきせ4台が嵩上げされています。本来のクーラーが抜かれ、換気用のファン?が納まっているようなのですが、これは調査する必要があります。

 このれーるランド、博物館とは言い難いけど、これだけ実車が揃い、床下なんかもじっくり観察できるのはありがたいことです。ないものねだりを言えば、1両分くらいはピットを作って、下から見られるようにして欲しいところですね。

2013年10月15日 (火)

関東合運(本番)

 12日の11時頃、自宅を出発。運送屋の軽トラックに便乗し、稲毛で機材を積み込み。道路はほぼスムーズな流れで14時半には会場のけんかつに到着しました。
 レール敷きは前期高齢者4人で取りかかり、夕食までに完了。オープンスペースなんで、試運転がすんだら、車両は一旦収納しておきます。

Pa13741913日の11時に開通式。主幹事クラブのとな会会長もめかし込んでいます。無事くす玉は開いたものの、電源関係の不調から記念列車(西海・雲仙編成)は走りませんでした。

Pa137448
Pa137450メイン会場の体育館。今年は2クラブ増えて18クラブが参加となったので、ちょっと通路スペースが狭くなったようです。

Pa137408JORCはオープンスペースの奥。全景の写真が撮りにくい位置でした。

Pa137427これが今回のサプライズ、1/48サイズの0番ナローです。かつての三重交通が一応のプロトタイプですが、塗色は武蔵野急行電鉄のオリジナル色(長電のストロークリームと南海2051系グリーン)なのです。

Pa147502スタンダードと並ぶ都こんな感じです。

Pa147496EF65は初日が旧型客車、2日目はタキ43000を引いて走り込みました。モーターを2個直列にしたのでスピードはちょうどよく、脱線も皆無。動力関係はほぼ完璧です。

Pa147520左はK氏、右が私のEF65。同じ時期にキットを買い、K氏は半年後に完成。私は30数年を経て、やっとここまでです。
 スノープラウとか車体側受が付いていないので、やや腰高に見えますが、比べてみると高さは問題なしです。

Pa137440鉄道友の会のY氏の小田急1600形(フリー)も乗り入れてきました。駆動装置はODCの標準仕様だった乗越しカルダン式です。車両本体の写真を撮り忘れました。

Pa137478初日の懇親会も終わり、部屋に戻ったら、とれいん誌の取材班が来訪されました。こんなとこ、本当に本に載せるの?

Pa147482一夜明け、部屋から見た埼玉の朝。この光景はずっと変わりませんね。

Pa147517こちらはトロリーモデルクラブのO番・架線集電レイアウト。来年はこれに乗入れる車両を持ってこよう(と思う)。

Pa147533新規参加のスハの会。ここにもOゲージャーがいました。

 ということで、2日間の関東合運は無事終了。来年までにEF65は完成するだろうか。

2013年10月11日 (金)

関東合運

 この3連休、鉄道の日絡みでいろいろな行事がありますが、モデラーにとっての最大行事である関東合運は外せません。合運は13・14日が本番、私は明日の昼前から事前準備で埼玉のど真ん中に籠もります。
 天気予報では明日はまだ真夏、それ以後は本来の秋の陽気になるというので、着るものをどうしようかと頭を捻りながら、荷物をまとめてみました。

Pa117389車両関係はこれだけ。EF65は昨年より少しは足回りに部品が付きました。どこぞの重たい客車を借り、牽引力試験を行います。
 16.5mmのレールと、中身不明?の箱は、今回の目玉。初めて一般公開するサプライズにご期待ください。

Pa117392その他の小物を含めて、いつもの合運専用バッグに詰め込みました。これとは別に着替えとかカメラは、いつも使っているリュックに納めます。
 今年の合運は懇親会がメインで、運転は余興だと聞いています。主幹事クラブの仕切りに期待しましょう。

2013年10月 8日 (火)

近鉄撮影メモ(その4)

 16時を回り、このまま大阪市内に戻るには早いので、もう1箇所寄り道します。

P9227205河内国分は奈良県に近いせいか、駅前の売店にこんなのがありました。ショーケースの上段に並んでいます。ゆず蜂蜜味といちご味があり、どちらも250円。味見はしませんでした。
 大和八木経由で橿原神宮前に出ます。目標は橿原線が駅を出で最初の踏切。

P9227207
P9227214昼間、ここを通ったときに気になっていたのです。踏切のすぐ脇に、さぁ撮れといわんばかりに止めているので、無視するわけにはいきません。
 高安所属のモト97・98で、南大阪線の車両を五位堂まで回送するため、橿原神宮前に常駐しています。

P9227217橿原神宮前のコンコース。天井の照明は大阪地下鉄の心斎橋なんかと同じで、蛍光灯が縦に並んでいます。正面のうす緑の壁には、飛鳥の山が描かれています。こういう壮大な造りの駅は、関東の私鉄には見られないですね。

P9227220阿部野橋行きの急行はこれに当たりました。昼間のうちに来ればよかったのに。

P9227219側面のラビットマーク。本物はクロームメッキした金属板でしたが、まぁそこまで贅沢はいいません。
 これで22日の撮影は終了。万歩計は約1万5000歩になっていました。 

2013年10月 5日 (土)

近鉄撮影メモ(その3)

 次の目的地は大阪線の河内国分。この駅の大阪寄りで大和川を渡っていて、その鉄橋がそこそこの撮影ポイントになっています。新祝園から大和西大寺に戻り、奈良線で布施に出て大阪線に乗り換えます。
 河内国分駅から歩いて5分くらいで鉄橋の袂の踏切に出ます。ここは線路がほぼ南北に走っているので、午後でも名古屋方面行き列車を順光で撮れるのです。15時15分頃から約1時間、来た列車を時間を追ってご覧ください。

P9227182この鉄橋は作業用通路の手摺りが低いので、大阪行き(手前側)の列車もなんとか絵になります。上本町行きの急行。手前4両は1620系、大阪寄りも2連も含め、オールVVVF編成です。

P922718321000系アーバンライナーplus。名阪ノンストップ特急ですが、今は津とか、列車によっては大和八木にも止まります。

P9227185本来は奈良線用の9200系。現在は4本中3本が大阪線用になっています。右から3両目のサだけアルミ車体で、車体下端が少し低くなっているのがわかるかな。

P9227189宇治山田行きの急行は1時間に1本。大抵6連は大阪寄りから2+4なので、2連の前パンが先頭に出るのは少ないようです。大阪線用のVVVF2連は三菱の電機品を装備した1400代の形式が主力で、日立の電機品を装備する1220系は少数派です。

P92271902430系の3連を2本併結した6連の各停。4M2Tの強力編成です。

P9227191手前は2410系、大阪寄りは1620系でしょうか。近鉄ではVVVF車と抵抗制御車の併結は当たり前です。

P9227193榛原行きの区間準急。手前4両は2430系ですが、本来は3連だったところに1810系のサ1970形を組み込んでいます。

P92271971時間に3本の急行のうち、2本は青山町か名張止まりです。2610系は昭和40年代後半の新製ですが、まだ急行の主力。この編成は最近車体に手を加え、扉間の窓が中央を除いて1枚ガラスになっています。

P9227198大阪線には2本しか配置されていない、L/Cカーの5810系。手前から2両目のサ5710形はトイレ付きです。

P922719912400系。パンタの数以外にも前面に2箇所、12410系と見分けるポイントがあります。

P92272012610系はL/C改造された3本が名古屋線用で、大阪線用はすべてロングシート。現在ではこの形式のみ、窓の天地寸法が少し大きく、窓下辺の位置が少し低くなっています。

P922720222600系の4連は2本のみなので、撮れたのは運がよかったのかも。

P9227203これも大阪線用は2本だけの5820系。奈良線用とはクとサの形式が違います。
 だいぶ陽も傾いてきたので、河内国分での撮影はこれまでとします。

2013年10月 3日 (木)

近鉄撮影メモ(その2)

 壺阪山での撮影は11時過ぎで終了。次は京都線がJR片町線と並走している区間に向かいます。昔、片町線を通ったとき、数駅間にわたって近鉄と並走しているのを見て、いつかはここで降りて撮影してみたいと思っていたのです。
 地図で見ると木津川台から新田辺までが、近鉄とJRは付かず離れずの状態で、昨日、車内からロケハンして新祝園~狛田間あたりがよさそうと見当をつけておきました。
 途中、大和西大寺で急行から各停への乗継ぎ時間を利用し、駅構内で昼食用のパンを仕入れておきます。各停の先頭から前方を注視しつつ、この辺でよかろうという神のお告げに従い、新祝園で下車。京都寄りの最初の踏切を越えると、ちょうど幅数mの農道があったので、早速撮影体勢に入ります。
 ここでは12時半から14時頃まで、来る列車は上下ともひととおりシャッターを切りました。なまじ選り好みをすると、意外な大物を逃がしてしまうことが多いのです。
 列車は1時間あたり特急3本、急行4本、各停3本、特急と各停は4連、急行は6連ですが、特急の1本は奈良・橿原神宮前方面の併結なので6連になるようです。まずは特急からご覧ください。

P922715312410系です。3連で登場し、後にサを組み込んだので、最初からの4連の形式とはトイレ・洗面所の位置が違います。

P922715412200系と22000系の併結。菱形パンタの12200系はだいぶ少なくなっています。

P9227160前2両が22000系、後4両が22600系です。

P922716930000系ビスタカー。西大寺所属のせいか京都線系統ではよく見かけます。

P9227155普通車は主な形式をピックアップします。これは2本のみになった8000系3連を併結した6連。いまや8000系は全部で38両という少数派になっています。

P9227158界磁チョッパの8810系。鋼製車体です。

P92271628600系で唯一の6連固定編成。8600系は抵抗制御車が多いのですが、車齢が8000系より若いので、まだ大部分が生き残り、省エネ改造した8000系が廃車になっています。

P9227165京都市営地下鉄乗入れ用の3200系。最近は奈良線の運用にも入り、難波で見かけることもあります。

P92271679020系と、後は1233系か1252系でしょう。9020系は全車が阪神乗入れ対応なんで、京都線ではあまり見かけません。

P9227168京都市営地下鉄乗入れ用の3220系。回送ですね。

P92271788000系4連とVVVF車の併結。8000系は省エネ改造車なんで、両端がTcです。

P92271796連は大抵京都寄りから2+4なのですが、これは4+2の編成。

P9227181最後は駅に戻る途中、踏切の近くからのワンカット。ここもそんなに悪くないけど、6連は無理かな。形式は8600系抵抗制御車。そういえば京都市交の10系は来なかったなぁ。

P9227173同じ位置から撮ったJR321系。こちらは単線で忘れた頃にしか来ません。気合いが入っていないから、前面が架線柱に引っかかっています。
 そこそこの収穫はあったけど、暑かった!

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