羽車ソース
南海関連ネタです。前々回の日記で紹介したけど、南海電鉄は長らく羽車を社章としていました。
これは今でもなんば駅の入り口に残っています。下ばかり向いて歩いていると気がつきませんが。
こちらは電車の側面に付いていたプレート。車輪が左に傾いています。
と、まぁここまでは話しの伏線でして…。
阪急の白雪ほどの普及率ではないけど、南海の駅でよく見かける広告です。マークが南海とそっくりですね。関西食品は羽車ソースと三ツ矢ソースが合併した会社で、明治時代に羽車ソースの社長が南海の社長から羽車マークを使用する承諾を得ているそうです。
写真は2000年の撮影でこの頃、関西食品の本社は堺市の石津にありました。
こちらは先日の南海取材の時、何気なく撮影したもの。よく見ると社名がハグルマに変わっています。ブランド名を社名にするというのはよくあるケース、ソニーなんかもその例です(元の社名は東京通信工業、略称:とうつうこう)。
気になって調べてみると、2002年に社名を変更し、本社も和歌山県の紀の川市に移ったそうです。このマーク、南海と区別するため車輪の傾きが逆になっていると思っていたのですが、よく見たら同じ向きでした。
ハグルマのホームページはこちら。結構複雑な沿革があるようなので、興味のある方はご覧になってください。
http://www.k-haguruma.co.jp/
「はねぐるま」じゃないんですね。「はぐるま」と言われると「歯車」の方がイメージされてしまいます。
このところ、電鉄会社も、昔からの社紋をやめて、新しいマークにするところが増えましたが、どこも「ローマ字」をもじっただけで、面白味が無いですね。
投稿: 工房5丁目 | 2013年9月 4日 (水) 00時27分
地域ブランドとしては広島のおたふくソースといい勝負なのかも知れません。
南海の羽車、シンボルマークとしてでも復活して欲しいところです。
投稿: モハメイドペーパー | 2013年9月 4日 (水) 23時44分