« 2013年8月 | トップページ | 2013年10月 »

2013年9月に作成された記事

2013年9月30日 (月)

近鉄撮影メモ(その1)

 9月22日は曇りがちという天気予報でしたが、7時に外を見たら昨日以上のピーカン。こりゃ朝寝坊なんぞしていられません。今日は近鉄で気になっていた場所を3箇所回るつもり。第一の目標は吉野線の壺阪山です。
 南大阪線の先、吉野線は全線単線で、電車も日中は特急と急行が1時間に2本ずつというローカルペースになります。8時50分発の急行に乗るつもりで阿部野橋に着いたら、ホームはハイキング姿の年寄りで溢れていました。端から見れば私も同類なんですが。
 ハイキング集団は壺阪山の1駅手前の飛鳥で、津波が引くように下車しました。駅長主催のハイキングに参加するようでした。壺阪山は浪曲の壺坂霊験記で有名な壺坂寺の下車駅。時刻表で見ると、日中はここで特急と急行が交換します。

P9227142_2画面の奥が阿部野橋方面。左に見えている3番線は行止まりです。

P9227123_2ホームの吉野寄りにある跨線橋からカメラを構えます。まずは6200系の阿部野橋行き急行が到着。

P9227126_2続いて吉野行き26000系さくらライナーが到着。どちらも4連なんで頭が揃います。

P9227129_2特急は大部分が2連なんで、頭揃えはできません。なので、ここでの撮影はこれまでとします。

P9227130駅の阿部野橋寄りに移動しましたが、築堤なんで足場がありません。なんとか踏みとどまって、2本目の「さくらライナー」をパチリ。架線柱を引っ張るワイヤーが引っかかりました。

P9227132もろ逆光を承知でのワンカット。薄曇りだったらうまくまとめられそうです。

P9227134この急行の後ろ2両は、南大阪線で2連2本だけのシリーズ21(6820系)だったので、慌てて撮りました。

P9227136日が当たって足場の悪い所は敬遠し、築堤の下で日陰になる所から構えます。近鉄の特急車では最古参の16000系。

P92271371本しかいない16000系の4連固定編成が来ました。最近、誰かが製作したとか。

P9227139急行は4連ならなんで来ます。これはVVVFの6620系。

P9227140最初に行った26000系が戻ってきました。ひととおりの形式も撮れたので、駅に戻ります。

P9227146駅の構内踏切から。午後になればこの位置は悪くなさそうです。車両は最新の16600系。

P9227145オマケ写真は3番線の車止め。よく見ると終端部分だけゲージが広くなっています。標準軌用のパーツを流用したのでしょうか。

2013年9月27日 (金)

関西合運レポート(その2)

 会場で目に付いた、ちょっと気になる作品を紹介します。

P9217069JORC関西ゲストの方の作品。フルスクラッチのED42です。実物どおりスコッチヨークから車輪を駆動しています。

P9217063
P9217079これも別のゲストの方の作品。京阪京津線の600形ですが、ドアが開閉できるようになっています。下の写真がそのメカ。まだ若い人なんで、将来が楽しみです。

P9217089鉄道模型同好会どうりんで展示されていた16番ナローのレイアウト。ボンネットバスに火の見櫓と、エコーモデルの世界です。

P9217083いわずと知れたトロリーモデルクラブ。手前は名古屋市電の1800形1次車。外付けのドラムブレーキが目立ちます。吊掛式で電制常用だったので、ブレーキの時の音は涙ものでした。

P9217087こちらは都電杉並線の2000形。実車は狭軌だったのに0番?という突っ込みはしません。個人的には地元の電車といえる存在だったので懐かしい。
 それにしてもトロリーさんの作品は、どれをとっても実車の色を忠実に再現しているのは感心します。

 このほか、グリーンビレッジ2階の関西鉄道模型クラブと脱線会は、うっかり見落としてしまいました。

2013年9月24日 (火)

関西合運レポート(その1)

 タイトルは関西合運ですが、その1は名古屋から合運会場までの乗継ぎレポートです。


P921700921日の6時35分頃、名古屋駅新幹線口に到着。途中休憩を30分以上取っても、約20分の早着でした。近鉄の乗り場まで、駅コンコースを突っ切りますが、朝の7時前なのに、行楽客でごった返していました。

P92170147時30分発難波行き特急は6連。前2両が22000系、後4両は12200系。私の席は2号車、モ12030でした。車内はリニューアルされているけど、特急車では最も古い形式。まぁ、少し早い乗り納めと思えばいいか。

P9217024大和八木で後着・先発となる京都行きの特急に乗換え。22000系+ビスタの6連で、私の席は2号車の2階席。ニリューアル後の2階席に乗るのは初めてです。

P9217028ビスタ2階席は屋根の中央部が嵩上げされ、荷物棚が設けられています。

P9217033ここで急行に乗換えます。いつ来ても賑わっている駅です。

P9217038発車すると奈良線の下りと平面クロスします。今、ちょうどシングルスリップを通過しているところです。

P9217041大和西大寺から新田辺まで乗った国際会館行きの急行です。ク3723の車内にはローレル賞のプレートが付いていました。

P9217044ここからJR片町線の京田辺までは徒歩連絡。乗継ぎ時間は14分あるので楽勝です。

P9217045JRの京田辺は、近鉄に比べるとだいぶ簡素な作りです。線路も単線だし。

P9217047塚口行きの快速に乗ります。

P921704810時43分、河内磐船着。もう私市は目前です。

P9217049京阪との乗継ぎ時間は4分なので、間に合うはずでしたが、写真を撮っていて少しロスが出てしまいました。

P921705410時47発にはタッチの差で間に合わず。かつては改札口が地平だったのですが、今は地下化され、その分、ホームに入るまでの時間が長くなっています。まぁ電車は10分ごとに来るので、そんなに焦る必要はありません。

P921705710時59分、私市到着。同業者の姿は見られません。

P9217092天の川を渡って会場の交野市立いわふね自然の森スポーツ・文化センターに到着しました。

P9217080いつものとおり、JORC関西は舞台の上。ここ数年、線路は必要最小限の規模になり、展示・歓談スペースがメインになっています。

P9217065あーだこーだと話しが盛り上がっています。来年は模型を持ってこよう。

2013年9月20日 (金)

乗車位置目標(その2)

 全滅したと思っていた中央快速線の乗車位置目標ですが、最近になって立川に存在しているのを確認しました。

P9196972
P9196973ご覧のように、実物にはない205系のオレンジ帯です。設置されているのは3番線(快速上り)のみ。この夏に気がついたのですが、実際にはもう少し前からあったのかも知れません。
 もちろん、ホームに乗車位置目標は表示されていますが、スポンサーが取れればそれとダブッても構わないとうことなのでしょうか。

*今夜、関西合運に向けて出発します。昼前には現地に到着します。

2013年9月15日 (日)

オリンパスの新製品

 昨日、オリンパスの新製品体感フェアを覗いてきました。場所は秋葉原、昔のヤマギワの向かいです。

P9146855ビルの1階、オープンスペースなのでかなり暑い。

P9146857
P9146858これが話題の新製品。OM-D E-M1。いわゆるミラーレス機だけど、従来のフォーサーズを統合したオリンパスのフラッグシップ機という位置付けになります。
 軍艦部の左にあるON-OFFスイッチが、かつてのOMシリーズに似せた形になっています。それにしてもずいぶんゴテゴテと肉付きがよくなったこと。

P9146850開発責任者とカメラマンのトークショー。この方が技術屋さんですが、カメラマンの話しに相槌を打つくらいでした。もう少し突っ込んだ話しを聞きたかったのですが。

P9146859マグネシウム合金ボディは今時のカメラの常識です。それにしても、ミラーレスなのになんで一眼レフと同じ格好になってしまうのだろうか。
 F2.8通しの標準ズームもパナソニックに先を越され、満を持しての登場ということになるのでしょう。しかし、ISO12800でもそこそこ撮れる時代に、大きくて重い大口径レンズの必要性がどれだけあるのか。せいぜいポートレイトで背景をぼかしたい時くらいじゃないのかな。少なくとも光量不足をカバーするのに、レンズで勝負する時代ではないと思うのです。

P9146860タッチ&トライは最初30分待ち、トークショーが終わった頃には10分待ちになっていました。でも、これからはヨドバシでいつでも触れるし、買う気はないのでパス。実はいま気になっているのは、9月13日に発売になったパナソニックのGX7なのです。

2013年9月13日 (金)

その後の渋谷・下北沢(その2)

 渋谷から井の頭線で下北沢に向かいます。井の頭線の渋谷駅もずいぶん変わりましたね。

P9096748下北沢に到着する寸前の車内から東北沢方面の遠望です。ここから見える範囲では、ホームは跡形もなくなっています。

P9096756井の頭線に平行する跨線橋から撮影。中央の橋脚に挟まれた部分が小田急の下りホームでした。

P9096769南北連絡通路のフェンス越しにカメラを出して撮影してみました。こういう時、チルト式の液晶は便利です。
 ここは上り線の部分で、まだホームの残骸が残っています。

P9096760新宿寄りの踏切だった所からの撮影。カメラの位置は下り線のあたりです。トラックの右奥に階段が見えています。

P9096765北口のマーケットは大部分が閉店し、一部では取り壊しも進んでいます。

P9096766一区画だけまだ営業していました。ここも閉店は時間の問題です。

2013年9月11日 (水)

その後の渋谷、下北沢(1)

 暑さも和らぎ、仕事も一段落したので、一昨日は渋谷と下北沢の様子を見に行ってきました。まずは渋谷からご覧下さい。

P9096709ひかりえ2階からの撮影。逆おむすび型の覆いが外され、ホームの上に置かれているようです。

P9096713ひかりえの3階から。黄色の1000系はよく目立ちます。30分ほどのうちに3本通過していきました。いよいよ増備のピッチが上がっているようです。もちろん01系も撮っておきました。

P9096717南側の横断橋から。屋根の一部を剥がしたのは明かり取りのためらしい。

P9096724高架橋はだいぶレールの撤去が進んでいます。

P9096730道路橋の上はまだレールが残っています。

P9096726かつてのホームの位置。レールは完全に撤去され、ホームの基礎が僅かに残っているようです。

P9096732JRの線路との隙間。外観はまだほとんど手つかずのように見えます。

P9096735上の画面の左側。手前にちょっと腰掛けられるスペースがあります。なにやらモニュメントのように立っているのは、よく見るとレールでした。

P9096736これもレールですね。管理しているのは渋谷区の土木部公園課ですが、ここにレールがある由来についての説明文は見当たりません。

2013年9月10日 (火)

作戦変更

 21日の関西合運は懇親会から参加と書きましたが、これだと枚方秘宝館の館主様と擦れ違いになってしまいます。そこで、なるべく早くに私市に到着するよう、もう1度行程を見直すことにしました。
 早く着くには特急に乗るのが常識。幸い、近鉄は特急がこれでもかというくらいに走っています。調べてみると、名古屋7:30発の難波行きに乗れば、大和八木で後続の京都行きに乗継ぎができます。以下、大和西大寺で急行に乗換え、新田辺で下車してJR片町線の京田辺までは徒歩連絡。河内磐船まで乗ったら、京阪の河内森までまた徒歩連絡。一駅乗って11時前に私市に到着です。
 特急で丹波橋まで行って京阪に乗換えても時間的にはほとんど同じですが、西大寺で乗換えれば特急料金がワンランク下がり、300円節約できます。これで21日は合運に集中できるし、22日も近鉄乗り歩きに回せます。

 問題は当日の朝で特急券が取れるかどうか。普段の近鉄特急なら、発車間際でも1人くらいの余席はありますが、今回はその場で「満席です」といわれたら、すべての予定が狂ってしまいます。 
 そこでもう1度中野の近畿日本ツーリストに行き、しっかり特急券を予約してきました。窓口では、同時刻で23日の京都行きが満席なっていて、滅多にないことだといっていました。私が乗る分はどちらも窓際、八木からビスタの2階席が取れました。八木までは何形にあたるか、当日までのお楽しみです。
 考えたら名張で乗換えた方がビスタに長く乗っていられるわけで(難波行きは短絡線経由で中川は通過)、変更が可能かは当日、かけあってみることにします。

2013年9月 8日 (日)

勘違い!

 今月の21・22日は関西合運。そろそろ切符の手配をしなければいけません。たいてい関西に行く時は行きが夜行バス、帰りが新幹線なので、例によってネットで20日夜発のバスの空席を調べてみると…、なんと3連休の前日のせいか、大阪方面は青春エコドリーム号にほんの僅かの空席が残っているだけでした。
 ならばといろいろ調べてみると、名古屋行きの便はまだそこそこ空席があります。でも名古屋から先はどうする? 近鉄のご厄介になるかと同社のホームページを開き、お得なきっぷを検索。
 すると、3日間、全線乗り放題の週末フリーパスというのを発見。お値段は4000円なんで、単純に名阪間を往復してもモトは取れるし、帰りも新幹線は名古屋からですむから、だいぶエコノミーになります。こりゃええわ、こいつに決めたと、6日の夜にまずバスの予約をポチリ。
 近鉄のフリーパスは購入当日は使えないので、事前に買わないといけません。近畿日本ツーリストで発売というので、その営業所を調べてみると、中野サンプラザの中にあることが判明。これなら自宅から歩いてでも行けます。
 そこで善は急げと本日(7日)の午後、代々木の高速バスターミナルでバスのきっぷ、中野で21日から有効となる近鉄のフリーパスを買ってきました。

P9076701帰りの新幹線のきっぷはいつでも買えるし(自由席だから)、これもケチるなら「ぷらっとこだま」を使う手もあります。しかし、この時点で私は重大なミスを犯していました。なぜか関西合運の日程を22・23日と勘違いしていたのです。
 21日はゆっくり近鉄を乗り回して大阪入り、22日は合運と懇親会に参加、23日は合運に出るとしても午前中くらいで、近鉄はどこか1・2箇所寄り道して、最後は特急を奮発して名古屋に16時頃までに着けばよいという筋書きです。
 ところが、夕方送信されたプロト・サーティンの会報に何気なく目を通していたら、関西合運は21・22日となっています。あれっと思ってJORC関西からのメールと自分の予定表を確認してみたら、21・22日に間違いありません。
 さぁ、どうする。バスは19日もほとんど空席は残っていなかったから、便の変更はまず無理。なので、21日は懇親会に参加できるよう、近鉄の乗り歩きは少し端折ることにして、そのかわり22日は合運フル参加に変更し、なんとか帳尻を合わせることにしました。
 それにしても、プロトの会報を見ていなかったらどうなっていたことやら。念のため10月の関東合運の日程も、もう1度確認しておきます。 

2013年9月 3日 (火)

羽車ソース

 南海関連ネタです。前々回の日記で紹介したけど、南海電鉄は長らく羽車を社章としていました。

P8226409_2これは今でもなんば駅の入り口に残っています。下ばかり向いて歩いていると気がつきませんが。

Photoこちらは電車の側面に付いていたプレート。車輪が左に傾いています。
 と、まぁここまでは話しの伏線でして…。

Photo_2阪急の白雪ほどの普及率ではないけど、南海の駅でよく見かける広告です。マークが南海とそっくりですね。関西食品は羽車ソースと三ツ矢ソースが合併した会社で、明治時代に羽車ソースの社長が南海の社長から羽車マークを使用する承諾を得ているそうです。
 写真は2000年の撮影でこの頃、関西食品の本社は堺市の石津にありました。

P8236632こちらは先日の南海取材の時、何気なく撮影したもの。よく見ると社名がハグルマに変わっています。ブランド名を社名にするというのはよくあるケース、ソニーなんかもその例です(元の社名は東京通信工業、略称:とうつうこう)。
 気になって調べてみると、2002年に社名を変更し、本社も和歌山県の紀の川市に移ったそうです。このマーク、南海と区別するため車輪の傾きが逆になっていると思っていたのですが、よく見たら同じ向きでした。
 ハグルマのホームページはこちら。結構複雑な沿革があるようなので、興味のある方はご覧になってください。 

  
http://www.k-haguruma.co.jp/

« 2013年8月 | トップページ | 2013年10月 »

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
フォト
無料ブログはココログ