流鉄「なの花」引退
総武流山電鉄から流鉄(りゅうてつ)に改称されたのが2008年なんですが、いまもって「なにそれ?」という感じがします。その流鉄に在籍する車両のうち、元西武鉄道701系を2連にした「なの花」が4月28日限りで引退というニュースを聞き、27日に最後の対面をしてきました。
昼近くに馬橋到着。まずは幸谷との中間あたりでまともな編成写真を狙います。
反対側が順光ですが、やはりパンタ付きの方がさまになります。この「なの花」は2代目で、初代は元551系(クハは1651形)でした。初代も廃車間際にこのあたりで撮っています。
流鉄は単線なんですが、ここや鰭ヶ崎~平和台間に複線分の用地が確保されています 次のポイントは小金城趾。電車は20分間隔なんで、待っているより新坂川に沿って歩いた方が早い。
手前は川というより、やや大きめな農業用水路という感じです。だいぶローカルな雰囲気になりますが、ぐるっと見渡せばマンションなんかも増えています。
橋上駅舎の小金城趾に出入りする跨線橋の上は絶好のお立ち台です。川の斜面の木が悩ましく生長して、ちょっとシャッターを切るタイミングがずれると、顔が隠れてしまいます。この場面では赤系の方が引き立ちますね。
ここは交換駅なんで、振り返れば対向列車も撮れます。オレンジ色は「流星」です。駅の周りにいた「鉄」関係者は10人くらい。東急や小田急に比べると拍子抜けです。
交換風景。昨年の12月に撮った時もこの組み合わせでした。
流山の佇まいはここ数十年変わっていません。赤いのは「あかぎ」、水色は「流馬」です。
構内のポイント。恐らく30kgレールでしょう。手前が本線で、37kgかな。
控えめな駅舎です。
ホーム端の跨線橋から。右側の線路に最新の「若葉」(黄緑)が停車していました。
28日には引退式が行われるそうです。交通文化連盟ってどんな組織なんだろうか。
車内も撮影しておきます。前方がよく見えますね。銘板には昭和41年 所沢車両工場と記されていました。
旧国でお馴染みのマスコンと、HSCのブレーキ弁という、新旧折衷の運転台。
このスピーカーも年代ものです。
西武の451系から801系まで、扉間の吊り手は15本なのですが、支持棒は2分割のため、真ん中の部分の間隔が不均等になっています。間隔を調整すればもう少し見てくれがよくなるはずなんですが。
馬橋に戻ってきました。この電車は明日で最後と聞き、左のおばさんも携帯で撮影していました。
最後に常磐線のホームから1枚。AK-3もこれで見納めか。
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