小田急、下北沢付近の地下化工事を振り返る(その1)
小田急、東北沢~世田谷代田間の地下化もあと1週間余りに迫ってきたので、間もなく見納めとなる区間の移り変わりを簡単にまとめてみました。その1は代々木上原と東北沢をご覧ください。
2007年9月に撮影した代々木上原の折返し線。代々木上原~東北沢間は1978(昭和53)年に複々線化されていますが、1駅間では運転上の効果はなく、実際には地下を掘るために線路を移設する用地を先取りしたという感じでした。
この写真でも折返し線は海側に1線移設されていて、左の203系が停車しているのは、下りの急行線となる部分です。
上の写真とほぼ同じ位置から2011年1月に撮影。折返し線は本来の位置に戻っています。6000系は下りの多摩急行で、本来の下り緩行線は撤去されています。
2013年2月の撮影。左端の線路は地下線につながっています。信号も点灯していますが、まだ×板で塞がれています。
同じ日に先頭のかぶりつき撮影。このあたりから下り勾配で地下に潜ります。
これも同じ日。東北沢の新宿寄り踏切からの撮影。JR車はE233系1000番台に変わっています。
2003年1月の東北沢。真ん中の2本が通過線。左が下北沢寄りになります。
2005年10月。通過線が撤去されました。
同じ日。上りホームから新宿寄りを見ています。踏切の部分だけ通過線のレールが残っていますね。
2009年5月。下り線が以前の通過線の位置に移設されました。旧下り線の架線は撤去されています。
以下の3点は2013年2月の撮影。新宿寄りの踏切は路線バスが通ります。
下北沢へ向かっては32‰の下り勾配です。
勾配途中から見上げたカット。Fトレインも地下化前日で見納めだとか。
*その2は下北沢周辺です。
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永年にわたる素晴らしいレポートです。ありがとうございます!
投稿: OER3001 | 2013年3月13日 (水) 01時18分
調子に乗ってその2もアップしました。その3で完結です。
投稿: モハメイドペーパー | 2013年3月13日 (水) 23時26分