小田急、下北沢付近の地下化工事を振り返る(その2)
その2は下北沢の周辺です。 まずは現状の様子から。下りホームに急行が停車中です。私が学生で小田急を利用していた頃(昭和40年前後)、まだ列車は6連が最長で、有効長がぎりぎりの下りホームでは、少し停止位置より手前に止めると、車掌がホームに降りられなくなっていました。
新宿寄りのホーム端から東北沢方向を見たところ。
ホームに近接している新宿寄りの踏切。これはまだそんなに人が溜まっていない状態です。
下りホームの中ほどは、なんとも悩ましい位置に京王井の頭線の高架の脚があります。中型車6連の頃はこのあたりが最前部だったはず。
上りホームの最後部です。地下化工事が始まる前、このあたりは屋根なしでした。
工事用のスペース確保のため、世田谷代田寄りの踏切近くまでがトンネルのようになっています。
以下の3点は新宿寄りホーム端からの定点撮影です。 2005年10月。まだ線路は本来の位置です。
2009年2月。すでに上り線は山側に移設され、間もなく下り線も移設寸前の頃です。
2009年5月。下り線も移設され、旧下り線は撤去されています。線路を1線分山側にずらし、両側に地面を掘るためのスペースを確保したわけですね。
これはおまけのカット。駅の北口にはこんなマーケットがありますが、いずれは再開発で姿を消してしまいます。
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