近頃の相鉄
先月のことですが、相鉄でプラレール発売記念のヘッドマークを付けた編成(それも少数派になった7000系基本タイプ)が走っていること、また、相鉄全線の1日フリーきっぷが発売されているという情報を目にしました。
フリーきっぷは東日本大震災の復興支援という主旨のようですが、看板付き列車の撮影に便利なきっぷであることはいうまでもなし。早速利用させてもらいます。
これがそのきっぷ。横浜~海老名間の片道が300円なので、1往復にプラスアルファをつければ元が取れます。
まずは星川で下車。ここは駅とその前後を含めた高架工事の真っ最中です。上の写真は下りホーム、下は上りホームからの撮影です。それにしても随分脚が高い。2階部分が駅本屋になるんだろうか。
40年以上前の、保有車両がやっと100両を越えた頃は、この駅に隣接して車庫がありました。車両もよくいえば個性的、普通にいえば何でもありの寄せ集め状態でした。
写真の編成はその代表格で、手前のモハ2014は元青梅電気鉄道のモハ106。鋼製車だけどトラス棒付きの珍品です。
次は西谷で降りてみます。ホームの端をオーバークロスしているのは新幹線。JR乗入れ工事が始まり、上下の待避線は使用停止になっています。この駅の大和寄りにある小さな踏切はそこそこの撮影地なんですが、暑さでそこまで歩く気にならず、無精してホームの端からひととおりの形式を撮影します。
そろそろ希少価値が出てきた、新塗色化されていない8000系。
新塗色の9000系。6000系がなくなって無塗装化達成かと思ったら、なにか時代の流れに逆行しているような気もします。もっとも鉄道全体で見れば、無塗装のアルミ車は少数派ですが。
なんとなくパンダ顔に見える10000系。いうまでもなくJRのE231系を相鉄流にアレンジしたものです。
E233系ベースにマイナーチェンジされた11000系。前照灯が上になり、のっぺりした顔付きです。
きっぷのモトを取るため、海老名まで行ってみました。ここはその昔、本当に何にもない所でした。
いずみ野線に乗ったのは、まだ片手の指で数えられるくらいです。緑園都市のホーム端は側面の引きが取れますが、10両だと最後尾がトンネルにかかってしまいます。車両は7000系VVVF車。
最後に本命のヘッドマーク付き7000系。この日は3本中の2本が日中の運用に入っていました。ほかの場所でも撮りましたが、一番光線状態のいいのがこのカットです。
7000系のヘッドマークは9月に入って撤去されたようですが、1日フリーきっぷは10月末日まで発売されています。
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コメント
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相鉄は昭和51年5月まで通勤で使っていました。和田町から横浜です。
10000系?製作中の姿を新津で見学しました。
今は全くお世話になっていませんがなんだか見に行きたくなりました。
投稿: 阪S | 2012年9月23日 (日) 21時17分
いつの間にか相鉄もVVVF車が主力になっています。側板の骨組みがよくわかる7000系は、運が悪いと日中はほとんど出てきません。
投稿: モハメイドペーパー | 2012年9月24日 (月) 22時01分