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2012年8月11日 (土)

フィルム現像の道具

 私の撮影機材は2005年あたりでほぼ完全に
デジタルに移行しました。それまでは主力のカ
ラーポジと並行してモノクロフィルムも使い、こ
れは写真屋に出さず、自分で現像していました。
 学生の頃に使っていた現像タンクは国産の
プラスチック製でしたが、その頃、アメリカの
ナイコール社がステンレス製で、逆さまにし
ても現像液がこぼれないという現像タンクを
売り出しました。
 いかにも機能的でかっこいいデザインだった
けど、パテントのせいか高価で、学生には手が
出せない存在でした。しかし、昭和50年代にな
ると特許も切れたのか、同じような国産の製品
がそこそこの値段で出回るようになり、以後、
国産のコピー製品を愛用していました。
 

P8110081
 これはベーシックな35mmフィルム1本用です。
ISEというメーカーは2012年版のカメラ用品カタログ
では見つかりません。箱の上に今はなき「さくらや」
の値段シールが貼ってあり、900円という数字がな
んとか読めました。

P8110082
 右はブローニー判1本と35mm2本の兼用タイプ
です。液温の管理がしやすい春か秋に半年分を
まとめて現像するので、2本用は重宝しました。

P8110084
 これで一式です。リールの溝にフィルムを入れ
るのはちょっとコツがいりますが(ダークバッグの
中なので手先が見えない)、慣れれば鼻歌交じり
です。リールはスペア用に買い足しましたが、安
いのは作りも雑でフィルムがうまく巻取れず、往生
しました。

P8110091
 これは説明不要でしょう。メスカップと撹拌棒
です。40℃の湯を600cc入れ、ミクロファインを
溶かし、20℃になるまで冷まします。
 現像時間は標準で6分。タイマーを見るのが
面倒なのでBGMを入れたガイドテープを作り
ました。6分たったら停止液に浸け、定着は10
分。数分たてば明るい所に出しても大丈夫なの
で、取り敢えずタンクから引き上げ、液が垂れな
いように顔を横にしながら仕上がり具合を確認
します。
 水洗に移してからゆっくり見ればいいと思うけど、
これがフィルム現像の一番楽しい一瞬なんですね。

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コメント

国産のプラスチック製のは、真ん中が空いていたので、そこに温度計を入れて温度管理をした覚えがあります。ベルトを強く締めすぎたり、リールの間に現像液が入らなかったりで、悔しい思いをしたことが多々ありました。モハメイドさんは、そんな失敗はなかったんでしょうね。

 ベルトやリールでの失敗、ひととおり経験しています。1本用のベルトにフィルム2本を背中合わせにして巻き込んだこともあります。
 なぜか現像ムラになったところに貴重なカットが多かったような気がしますね。

リールにフィルムを巻きつけての現像、懐かしいですね。仕事で大分やりました。
今でも目をつぶって巻きつけることが出来ると思いますよ。
他にも8mmフィルムの反転現像などもやりましたが、天秤秤で薬品調合の計量
などしたことが懐かしいです。 

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