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カテゴリー「1/1 私鉄」の記事

2017年7月29日 (土)

昭和39年8月の小田急

 昭和39年は東海道新幹線が開業し、東京オリンピックが開催されるという、結構節目になる年でした。私は大学に進学し、毎日、いやがおうでも(実際には大喜びで)小田急に100km以上乗ることになったのです。この写真を撮った8月16日は夏休みですが、学園オリンピックなどという行事が行われ、新聞部に所属していたため、その撮影に狩出されました。競技が早めに終わったのか、勝手にあとを端折ったのかは記憶にありませんが、ちょっと寄り道して15時過ぎには新松田の少し新宿寄りで小田急を撮影していたのです。
 標準レンズでのなんの捻りもない画像ですが、幸にも手元に当時のダイヤグラムがあるので、時間帯や列車番号などを検証してみましょう。

P5104125_2写真1  15:39頃、2022列車、特急「第2きんとき」。この頃の特急愛称名は「あしがら」「あしのこ」「きんとき」「はこね」「おとめ」の5種類でした。NSEは4本揃い、特急はほぼ30分ごと、新宿~小田原間62分と最速を記録しています。NSEは前面の愛称表示がホームベース形、屋根上のクーラーもないすっきりしたスタイルです。

P5104126_2写真2  15:41頃、2707D、特別準急「長尾」。御殿場直通の気動車で御殿場線内の列車種別は準急でした。写真右がキハ5100形、左がキハ5000形で、平日は大抵1両で走っていました。新宿から松田まで無停車、新宿を特急の1分あとに出ますが、向ヶ丘遊園からの勾配でスジが寝てしまい、4分後に出る急行に尻をせっつかれます。

P5104127_2写真3  15:44頃、急行39列車、運用記号39。箱根湯本行き急行のHE車で、新宿を出る時は6連。相模大野切り離された後ろ2両は各停の小田原行きになります。暑い盛りなので窓は見事に全開、カーテンが風圧でバタついている様子がわかります。

P5104128_2写真4  15:52頃、普通7264列車、運用記号M。2200形2連の普通相模大野行き。ただし、7200代の列車番号は新宿~相模大野間を急行に併結する本線普通列車を意味します。相模大野以西の急行が止まらない駅の乗客にとっては、乗換えなしで新宿まで直通する便利な列車です。

P5104130_2写真5  15:58頃、回送回66B列車、運用記号ST。1600形の4連で小田原まで回送後、折返して急行66列車になります。本来ならHEなどの高性能車が充当されるスジですが、夏ダイヤで江ノ島急行に車両を回すため、ABFも急行に狩り出されます。

P5104131_2写真6  帰りに乗った新松田始発の2602列車「丹沢号」、運用記号PW。大秦野で特急「第3きんとき」を待避します。「丹沢号」は土曜の夜に下り2本、休日の夕方に上り5本が運転され、停車駅は新松田、渋沢、大秦野、本厚木、向ヶ丘遊園、新宿と少ないことから特殊急行と区別されます。ただし、ヘッドマークは付いても種別表示はありません。
 写真の手前は空気バネ台車のクハ1651ですが、本厚木~向ヶ丘遊園間無停車のモーター音を楽しむため、となりのデハに乗ったのはいうまでもありません。

P7295091_2昭和39年7月5日から8月23日までの夏ダイヤ。緑字が休日用で、裏面の平日用は青字です。

P7295089_3運用記号の内訳。これが小田急ファンは最も興味深いところです。A~Mの2200形2連には、2220、2300、2320形も含まれます。N~WのABF2連は1600形が原則、ただし10運用では予備なしなので、2100形や1911~1914編成をバラしてこれに回すこともあります。3連が基本だったHBも、この頃はほぼ半数が4連になっています。

P7295092_2新松田付近を拡大しました。横線は上からオ=相模大野、ホ=本厚木、ハ=大秦野、松=新松田、→の縦線が16時です。青でマークしたところが撮影した列車、青丸が大秦野の特急待避場面です。この画像は少し大きめにしてあります。 

2017年7月24日 (月)

その後の代々木八幡

 小田急の代々木八幡を紹介したのは、本格的な改良工事が始まる前の2014年。2度目が2016年3月で、その後も何度か現状を観察に行っています。一番最近は先週の21日に訪問し、それをネタにして昨日の午後にはアップする予定でした。しかし、さぁ、画像を加工しようと思ったらパソコンが機嫌をそこね、夕方には復旧したものの、模型製作が途中で止められない状態になり、アップは順延となりました。
 そして今日、朝一でパソコンを立ち上げてみたら、なんとOER3001氏のブログで先を越されていました。以前にも登戸の紹介で同じようなケースがあり、まぁ、大体考えていることと行動は同じ、ということなのでしょう。かといってせっかく用意したネタをお釈迦にするわけにはいきません。あちらはあちら、こちらはこちら、お暇な方は両方を見比べてください。約1週間の違いが発見できるかも知れません。

P7216278下りホーム中ほどから小田原寄りを見たところ。手前の桁がかつての跨線橋の位置です。

P7216282まだ跨線橋の階段部分は残っています。

P7216283下りホームの先端から。手前に見える代々木八幡1号踏切は、山手通り(奥の緑色の桁)の下に移設されています。

P7216279新宿寄りはホームが形になりつつあります。

P7216274新宿寄りの先端部。新ホームの上に停止位置目標が置かれています。

P7216299新宿寄りの踏切から。最終的にレールは現在のホームの位置まで移設されるだろうから、ホーム幅はもう少し広くなるはずです。

P7216286橋上駅舎の土台ができはじめたので、跨線橋からの眺めは悪くなりました。

P7216287階段の中ほどで、やっとこのくらいの見通しです。

P7216289今回は新しいアングルに挑戦しました。全体を見るなら高い所に限ります。

P7216293山手通りも見下ろせます。

P7216290さらに高く。

P7216294このくらいからだと、全容がよくわかります。次は先を越されないよう、登戸ネタをアップするか。

2017年7月16日 (日)

駅を観察する

 総武本線の貨物列車のおまけで何度か足を運んでいる東武鉄道亀戸線。7月7日もオレンジと緑が走っていました。

P7076225両者の顔合わせが撮れる東あずま、この日は小一時間粘ってもすべてこのタイミングでした。次の顔合わせまでの10分間で、駅をいろいろな角度から観察してみました。

P7076232駅名標です。“ひがし”と“あずま”は同義語じゃないかという突っ込みも出そうですが(私も最初はそう思いました)、あずまは東ではなく吾妻を意味しているのです。

P7076254電車は終日2連なので、かなり以前からワンマン運転です。

P7076245ホームの全景。右が下り線(亀戸行き)です。20m車とはいえ2連なので、東急池上線より短く、恐らく都内の大手私鉄では最短でしょう。

P7076246改札口は下りホーム側にあり、上りホーム(曳舟行き)へは構内踏切を渡ります。

P7076257構内踏切の遠景。一般道の踏切が並行しています。踏切脇の駅舎は2階建てなのが珍しい。泊まり勤務で寝起きしているのでしょう。

P7076255地平からホームへはスロープで結ばれています。しかし、バリアフリー化はここ10年くらいのことで、以前は階段だったはずです。

P7076241_2その証拠がこれ。本来のホーム端は赤矢印の位置でしたが、スロープ化により青矢印の位置に移り、同時に嵩上げも行われています。

P7076238スロープ化によりホームの実質的な有効長が短くなったので、その分が曳舟寄りに延長されています。ホームの側面を見れば一目瞭然ですね。

P7076240_2ホームはほぼ全長に渡って屋根があります。しかし、支柱をよく見ると中央分の3本だけが古レールです(赤矢印の部分)。その昔、屋根はこの3本分だけだったのでしょう。

P7076236亀戸寄りの踏切は結構車の往来もあります。

P7076244その踏切と構内踏切との間には、不法侵入を防ぐトゲトゲがあります。正式にはなんという名前なのか、ご存知の方は教えてください。形状は角材の先端を四角錐状にしたもので、かつては京成や京急でもよく見かけました。

P2100408同じ用途でも山陽電車で見たのは円錐状で、材質もプラスチックのようでした。これは幅が1mもないくらいですが、成人男子の平均的な跳躍距離を上回るくらいでないと、本来の目的を達成できません。

P7076258そうこうしているうちに10分が過ぎ、今度は曳舟行き(写真左)が少し早めに発車していきました。

2017年7月 3日 (月)

異色同士の顔合わせ

 このところ昼前後に亀戸を通ることが多いので(自分で勝手にそういう用事を作っている)、その都度、ちょっと下を覗いて東武亀戸線に何色が走っているのかを確認しています。というのも、今年の2月に昔の試験塗色である緑に白帯(通称:緑亀)の編成が出現したので、先に登場しているオレンジに黄帯との顔合わせが撮れないかと狙っていたのです。そして今日、その2本が亀戸線に入っていることを確認しました。

P7036215亀戸線は昼間、2編成が10分間隔で運転し、中間の東あずま付近で擦れ違います。乗ってきたオレンジが発車したところに緑亀が進入してきました。時刻表では上下列車とも(曳舟行きが上り)同時分発ですが、上りの方が少し早いようです。ならばアウトカーブになる下りホームからの方が撮りやすそうです。

P7036217一旦改札を出てから下りホームの中ほどで構えます。そして10分後、う~ん、上りの発車が少し遅かった。

P7036218ホームの亀戸寄りに移動してさらに待つこと10分。三度目の正直でうまく収まりました。ワンマン編成は春日部支所に5本配置されていて、大師線と共通運用です。それぞれが亀戸線に入る確率は1/5だから、2本が揃う確率は1/5×1/5=1/25、でいいのだろうか。

2017年6月28日 (水)

北勢線、全駅の記録

 数少ない電化ナローの北勢線は、三重交通→近鉄を経て現在は三岐鉄道の路線になっています。三岐鉄道では車両や施設の改良とともに、駅の統廃合も行われました。
 今回ご覧いただくのは、近鉄時代の1977(昭和52)年2月の撮影で、まだ三重交通時代の車両が活躍し、終点では電動車の付替えを行っていました。阿下喜からの帰り道、最後尾の座席に座ったので、そこから走り去る各駅を撮影したものです。当時は起点、終点を含めて17の駅があり、三岐鉄道になってから4駅が廃止、3駅が駅名を改称し、一部は移転しています。

P5072933阿下喜(あげき)。これは車内からではありません。モニ225が機回しをしてトレーラーに連結したところです。

P5114340六石[廃止]。かつては交換設備があったようです。駅員はいません。ホームの有効長は3連くらいなので、朝の5連ははみ出します。
P5114341麻生田(おうだ)。ここも交換設備があったようです。

P5114342上笠田[廃止](1)。阿下喜行きと交換します。タブレット交換のためか、交換駅は右側通行です。

P5114343上笠田(2)。員弁川に近く、周囲はだいぶ開けています。

P5114344楚原。側線も1本ある交換駅ですが、よく見ると画面中央のホームは短くて低い。レールも錆びていて、ここでの交換は行われていないようです。

P5114345長宮[廃止]。最小限の設備ながら、ホームは鉄骨のしっかりした造りです。

P5114346大泉東→大泉。中央の側線に貨車が留置されています。左側が駅本屋のようです。現在も交換駅ですが側線は撤去され、大泉と改称。

P8083261現在の大泉。2005年8月の撮影。レールは40kg、バラストもたっぷり撒かれています。

P5114347北大社(きたおおやしろ)[廃止](1)。当時は車庫が西桑名にあり、駅前の区画整理のため、新しい車庫を北大社に建設する工事が始まっていました。

P5114348北大社(2)。画面左に組立てられたポイントが見えます。

P5114349北大社(3)。西桑名方面の乗り場は仮ホームになっています。

P5114350北大社(4)。左の建物は変電所。車庫ができ、周囲にそこそこの集落もあるのに、三岐鉄道になって廃止されたのは意外でした。

P5114351六把野(ろっぱの)→東員。阪Sさまが仕事で通われたことがあるという駅。現在は少し北大社寄りに移転し、東員と改称しています。

P8083246現在の東員。駅前広場が整備され、路線バスも発着します。

P5114352穴太(あのう)。ホームの端がだいぶ朽ち果てていますが、駅員は常駐しているようでした。

P5114353七和(ななわ)。私が初めて北勢線で下車したのがこの駅だったはず。

P5114354坂井橋→星川。周囲がそこそこ市街地らしくなってきて、桑名に出るバスの便もあります。七和寄りに移転して星川に改称。

P5114355在良(ありよし)。道路とアンダークロスしています。

P5114356蓮花寺。だいぶ家が建て込んできたが、ホームの脇には農地もあります。

P5114357西別所。

P5114358馬道。駅本屋はかなり立派です。

P5114362西桑名を発車した阿下喜行き。当時の西桑名は現在の駅の手前をほぼ90度カーブした位置にありました。バックはまだ盛業中だった桑栄メイト。

P5114359先端がカーブにかかっている西桑名のホーム。列車を据付けてから改札するシステムで、大勢の乗客が待機しています。

P5114367当時の駅舎。

P5114366カーブの内側が車庫になっていました。

*この年の5月に西桑名の駅は現在の位置に移り、北大社の車庫が開設されました。

2017年6月19日 (月)

運転会の翌日

 運転会の前日でたいぶ引っ張りましたが、翌日は1回で終わります。4日も朝から快晴、しかし、少し朝寝をしてしまいました。

P6045968今日はこの1dayチケットを使います。阪神全線と山陽の西代~西二見間(元町~西代間の神戸高速を含む)が乗り放題でお値段1500円。梅田~西二見間の片道が1040円なので、これもかなりお得です。前日に買っておきました。

P6045906定番の甲子園で30分ほど上り列車を撮影します。ホームが少し伸びても、撮影ポジションはほとんど変わりません。一昨日乗った5700系の第1編成が来ました。

P6045908創業110周年のマークを付けた山陽5000系。

P6045909近鉄9820系。

P6045912阪神の急行車では少数派の9300系。

P60459135700系の増備で注目度が高まる青胴車、5131系。すでに5331系は形式消滅しています。ひととりの形式が撮れたので、西に向かいます。次の目的地は山陽電鉄の大蔵谷。
 あるブログでJRの列車(特に貨物列車)を撮るのよい場所だと紹介されています。ならばここでEF200が牽く(はず)貨物列車を狙おうというわけです。しかし、神戸高速を通過するのに時間を食ってしまいました。

P6045914舞子公園で12時を回り、霞ヶ丘では特急待避。これはまずいと電車を降り、JRの線路まで歩きます。数分で線路に出ましたが、築堤の上でアウトカーブというトホホなロケーション。なんとか築堤によじ登り(近くに先客がいました)、待つこと5分ほど。やってきたのは誰が見てもEF200ではありません。

P6045915再び山電に乗り、先頭からロケハン。西舞子の先が緩いインカーブでよさそうなので下車します。次が目的の大蔵谷だから、ここは地元の青春Mさんに敬意を表し、一駅歩こうを実践してみます。
 歩き始めたら、前方に6000系が見えてきました。 これはラッキー。しかし、線路と道路の間に歩道はなく、手前は車が頻繁に行き交っています。どこでシャッター切ったらいいんじゃ~と迷っているうち、6000系は足早に走り去っていきました。でもまぁ、阪急三宮行きの各停だから、次に乗る頃には戻ってくるだろう。ところが折返しは東須磨で入庫してしまったのか、以後、他の編成も姿を見せません。続け様に3本出会ったという人もいるのに。

P604591710分くらい歩いたところで踏切があったので、遮断機の脇にへばりつきます。上り列車は少々苦しいアングル。

P6045921上りの後追いはまぁまぁです。最古参の3000系第1編成が来ました。これからいつでも撮れる6000系より貴重です。

P6045918踏切は山陽とJRが少し食い違っていて、その間の僅かなスペースがあります。そこから側面が逆光になるのを承知で、バックに明石海峡大橋を入れてみました。

P604592815分ほどで切り上げ、歩道に戻って大蔵谷を目指します。折角なのでJRの223系も1枚。

P6045929線路が道路より一段高いので、ガードレールがあっても足回りは潰れません。この編成は左から2両目に初期アルミのサハ3501が組み込まれています。

P6045932信号の切れ目で車が被らないこともあります。

P6045934車が途切れ、絶好のタイミングと引きつけていたのに、シャッターを切った瞬間に対向車が飛び込んできました。この先(画面左)に駅が見えていたのでもう少しと思ったら、そこはJRの朝霧で、山電の大蔵谷はまだ先でした。

P6045935やっと大蔵谷に到着。後で調べたら、西舞子~大蔵谷間は1.9kmあり、山電の駅間距離では4番目に長い。このあたりまで来ると一段高い所を走っていたJRの列車線も山電と同じ高さになり、上りホームの屋根のない部分は、噂に違わぬ絶好の撮影ポジションです。

P6045939大蔵谷での撮影は帰り道にして、西二見まで行ってみます。降りた下りホームから上り列車の後追い。帯がだいぶ波打っていますが、よく見ると車体もだいぶギクシャクしています。未更新車だから仕方ないか。

P6045940西二見の駅舎。ここが明石市の西端になります。停車する電車は15分に1本。それでもホームで待っている人は数人でした。

P6045944大蔵谷に戻る途中、明石で特急から乗継ぎの待ち時間にパンを買っておきます。昼飯の時間が取れなかったので、帰りの新幹線の中で腹の足しにします。東経135度を通過。

P6045947大蔵谷の上りホームで構えると、タイミングよく貨物列車が来ました。

P6045951スーパー白兎は後部が貫通型でした。ここは一番手前の下り電車線以外、ほぼ完璧な条件で撮影できます。次は目的をここに絞ってみよう。

P6045954次の各停に乗り、舞子公園で直通特急に乗換え。5000系の1人掛け転換クロスに座り、一気に梅田までと思ったのですが、少し時間に余裕があるので甲子園で降り、最後の一仕事。上りホームからの後追いは、延長工事中のホームに邪魔され、これを避けるとやや詰まり気味になってしまいます。写真は4両のみで終わってしまう5550系。

P6045960延長したホームの先端まで行けるようになれば、もう少しなんとかなるんじゃないかな。

P6045955下りホームからだとカーブの内側を物置が邪魔して、6連を収めるのが難しい。迷っていたら架線ビームの影が引っかかった。今回はこの手のミスショットが多い。

P60459584連ならなんとか収まります。

P6045964これ、こいつがガンです。なんとかならんのか~(右端の物置らしきもののことです)。

P6045965慣れてきたらなんとか収まった。

P60459635500系のリニューアル編成が撮れ、もう思い残すことはない。カメラをしまい、あとは新幹線で東京までひとっ飛びです。

2017年6月14日 (水)

運転会の前日(その3、京阪大津線)

野江での撮影を切上げ、一旦、京橋に戻って特急に乗り、一気に三条へ。昔ならすぐ京津線に乗換えられたのですが、今は地下通路を京都市営地下鉄の三条京阪まで歩きます。タイミングよく浜大津行きが来て、先頭のクロスシートに座れました。

P6025825_2800形の扉部分には跳上げ式の吊り手があります。もう元祖の近鉄では見られません。京阪も本線の6000系にあったけど、今はほとんど普通のタイプに取換えられているようです。

P6025751浜大津では先に到着した近江神宮前行きに乗換え、先頭にかぶりついて撮影地をロケハンします。このあたりでいいかなと降りたのは皇子山。JRの湖西線が斜めにオーバークロスして,乗換えができます。乗ってきた電車を後追いで1枚。比叡山とびわ湖をPRするラッピングです。

P6025754降りた電車が次の近江神宮前で折返してきました。遠目には黒っぽく見えて、あまり綺麗な感じではありません。

P6025755時々雲がかかるので長居は止め、一駅乗って車庫のある近江神宮前へ。駅名は近江神宮前でも、車庫は錦織(にしごおり)車庫というのがややこしい。昼間は1時間に8本のうち、半数がここで折返します。

P6025756ホーム端からなんとか撮れるものの、カメラの位置が高くなってしまいます。それにしても短い2連で、おまけに前パンなのは実にまとめにくい。

P6025761ここも数本で切上げ、終点の坂本まで行ってみます。えらくブッ飛んだデザインの駅舎になっていました。比叡山には行かず、写真を撮ったらすぐにUターンして、石山寺行きに乗込みます。

P6025763浜大津も降りずに、そのまま乗通します。

P6025768石山寺に到着。腹が減ってきたけど、付近にコンビニもなし。証拠写真を撮ったら折返します。

P6025779京阪膳所で降り、前後のカーブを狙ってみます。これは浜大津寄り。陽が出ると側面はもろ逆光です。

P6025781石山寺寄りの急カーブが本命と思ったのですが、思ったよりまとまりが悪い(腕が悪いだけか)。

P6025786浜大津の手前の島ノ関で降り、線路沿いを歩きます。午後は陽の回りが悪く、まともに撮れるのは途中の踏切1箇所だけでした。ここは素直に浜大津~三井寺間の併用軌道を狙うのが正解だったようです。

P6025789専用軌道と併用軌道の境目。奥が三井寺駅です。

P6025792三井寺の駅舎。左隣の公衆便所が立派な造りです。

P6025796もう一度近江神宮前に向かいます。今日、最初に乗った編成が来ました。

P6025797次の別所でホーム撮り。この日に動いていた700形は、これとラッピング車の2本だけでした。

P6025803もう1本の派手なラッピング車。ちはやふる といっても落語ではなく、歌留多(百人一首)をテーマにしたコミックで、三井寺がその聖地になっていることにちなんだものらしい。

P60258042両で色違いです。

P602581216時を過ぎると、夕方のラッシュに備えて800形が出庫します。一般車も全列車が坂本行きになるので2本出庫しますが、80形塗色の700形は出てきませんでした。

P6025806近江神宮前のホーム横にある空き地、なんと国指定史跡なんだそうです。右に説明板もあるけど、どう見ても単なる空き地です。

P6025816先ほど坂本まで乗った時、車庫の中に気になるものが見えたので、それを確認してみます。これは行きがけの駄賃。80形の晒し首です。パンタまで半分でチョン切れてますが、これだけでも残ったのをよしとしましょう。

P6025818車庫の端をぐるっと回ってやっと撮れました。左端にちらっと見えているのが本線と同じ塗色になった707-708。7日に試運転をしたそうです。京阪のイメージ統一のため、大津線の全形式を平成33年までに塗替えると発表されています。

P6025775ここで600・700形のちょっと変わったマスコン操作についての特別講座です。
 普通のマスコンは多くても5ノッチですが、これは10~70km/hまで、5km/h刻みにノッチがあります。力行で大津線の最高速度の65km/hにハンドルを合わせたとすると、65km/hに達したらオフに戻さなくても、電流は0になります(惰行の状態)。そのまま下り勾配にかかって65km/hを越えると自動的に回生ブレーキがかかり、65km/hまで減速すると再び電流は0。駅に近づてハンドルを1段目(10km/h)に戻すとこれが停止用回生ブレーキとなり、回生が失効する寸前に初めてブレーキハンドルを回して空気ブレーキをかけます。
 複巻モーターの界磁を弱めれば力行、強めれば回生ブレーキという特性を応用したもので、80形からこの方式が採用されています。力行から回生に移るのに回路の切替がなく、従って応答が早いし、制御器の作動頻度も少ないという利点があります。興味のある方はマスコン、電流計、速度計の動きをしっかり追ってみてください。

Dscf4776a陽もだいぶ西に回ってきたので、大阪に戻ります。途中の大谷は前後が急カーブで、京都寄りにはお誂え向きな歩道橋もあったので、迷わず途中下車しました。

P6025827歩道橋から思いっきり引きつけてみます。あっ、架線ビームの影がかかってしまった。

P6025833反対方向はもっと酷い。

P6025845これはホームの端から。レールに水を撒いているのがわかります。しかし、今ひとつまとまりが悪い。

Dscf4781aホームのベンチ。勾配に対して水平になるようにしているけど、少し傾けすぎです。
 このあと、出町柳からダブルデッカーの2階に座って淀屋橋へ。京阪の特急といったら、終端駅で降車がすむと少し移動して乗車口の前に止まるという儀式があったのですが、今はもうそんな悠長なことはやっていないのですね。

2017年6月11日 (日)

運転会の前日(その2、京阪電車本線)

 9時少し前で環状線の撮影を切り上げ、寝屋川を渡って京橋で下車します。

P6025810京阪の駅事務室でこんなきっぷを買いました。男山ケーブル以外の京阪全線と、京都市営地下鉄の三条京阪~御陵間が1日乗り放題で1500円。淀屋橋~坂本間が970円ですから、単純に往復するだけでも超お得。京阪さん、こんな値段で売ってえぇんかいな。ま、売っている以上、せいぜい利用さしてもらいます。

Dscf4795こんな立派なパンフレットと、おまけのピンバッジも付いていました。当然、大津線、石山坂本線も乗り潰すつもりですが、まずは複々線区間の野江で、9時15分頃から10時40分頃まで、選り好みせずに撮影しました。以下、撮影順、形式別にアップします。

P60256993000系で、1日2本のみの特急「洛楽」。向かって左の窓に「京橋~七条間ノンストップ」の表示が出ています。しかし、せっかくのノンストップなら8000系にして欲しいところ。

P60257007000系の普通。この前面は京阪では一番不細工?。京都地下線開業30周年の運板付きです。

P60257058000系の特急。プレミアムカー改造のため7連になっているのも貴重な記録になるでしょう。

P60257086000系の準急。112両と一番の大所帯です。

P60257142200系の急行。昭和39年登場なので、もう半世紀以上走っています。

P60257217200系。編成短縮により7連3本という少数派です。ぶらり、京阪たび の運板付きはこの1本(7203編成)だけ。

P60257221500系の急行。ストレートな車体断面で独特の風貌です。

P6025724支線用として登場した13000系ですが、最近は2200系の置換え用として7連も新製されています。

P6025728だいぶ数が減ってきた2600系。2000系の車体改造車は7連3本だけです。7連でパンタは6台、それも向きはバラバラというのは、昔の阪神電車(小型車)みたいです。

P60257292600系でも昇圧時に登場した30番代は完全な新車です。

P6025739京阪初の冷房車、2400系。

P60257405扉の5000系、前面の庇が浅い第1編成です。まだ1本が廃車になっただけですが、1時間ちょいで来たのはこの1本だけでした。たまたまこの日だけかも知れませんが、凋落の気配を感じさせられます。
 結局、撮れなかったのは9000系と10000系の2形式。9000系は乗っただけ、10000系は帰りに宇治線か交野線で捕まえようと思ったのですが、時間切れでアウトでした。

2017年5月14日 (日)

西宮には東口もあった

 

西宮市内は北から順に阪急神戸線、JR東海道本線、阪神本線が走っていて、西宮を名乗る駅はJRと阪神の2社、阪急は西宮北口となっています。この中ではかつて平面交差があった西宮北口が有名ですが、北口があるんなら、南口とか東口、西口はないんだろうかと突っ込んでみたくなります(突っ込みがないと話しが先に進みません)。

P5134442ぐだぐだと前振りしているち、わかる人はもう気が付いていると思います。そう、西宮には東口もあったのです。これは2001年2月13日に撮影した阪神電鉄西宮の駅名標。大阪寄りの次駅は今津ではなく、西宮東口になっています。
 西宮付近は1998年5月30日に下り線、2001年3月3日に上り線が高架化されました。これにより西宮駅が少し大阪寄りに移り、駅間距離が400mくらいとなった西宮東口は、西宮に統合という形で廃止されたのです。

P5134445西宮東口の上り線駅舎。地平時代は駅舎(改札口)が上り下りで独立していました。左に自由通路の地下道入り口が見えています。

P5134441上り線地平ホームに停車する梅田行き普通。上下線を1線分ずつ北側に移し、空いたスペースにまず下り線の高架橋が建設されました。

P5134443上り線の駅名標。東口が主体で、西宮は添え物みたいです。

P5134444_2下り線の駅舎。3年弱しか使わない仮駅舎ですが、ちゃんとエレベーターも備えていました。

P5134447高架の下り線に停車中の高速神戸行き普通。もう上り線の架線も張られています。

P5134446駅名標。こちらはローマ字表記の西宮と東口の間にハイフンがありません。

P5134448下りホームの端から神戸寄りを見たところ。西宮は目と鼻の先です。現在もホームがあった部分は高架の幅が広く、保線資材の置き場として利用されています。

2017年4月25日 (火)

都電日和

 天気晴朗の23日、都電の赤帯、青帯を撮りに出かけました。

P4235265_211時過ぎ、大塚駅を降りたらいきなり7022と遭遇。

P4235266_2ヘッドマークは前後でデザインが違うので、後追いも1枚。さて、一日乗車券を買おうと思ったら、大塚駅前のきっぷ売場は土休日休業でした。一旦、向原方面に歩いて見たものの、光線状態がよくないので反対の巣鴨新田に向かいます。ここで三ノ輪橋行きの7001が来たので乗車。車内で一日乗車券を買いました。1乗車170円のところ、400円で1日乗り放題、これは絶対にお買得です。

P4235277新庚申塚で降り、中山道を渡る7001を後追い。ここもまだ側面に陽が回りません。

P4235278_2滝野川一丁目まで歩き。このあたりからは王電時代の架線柱も残っています。

P42352821区間乗って飛鳥山へ。そろそろこの案内板も取り換えないといけません。

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P4235301飛鳥山はちょうど光線状態もよく、「鉄」が10人ほど張り付いていました。ここで来るやつをすべて狙い撃ち。7700形の3色揃いをご覧ください。

P42352967022。

P42353087001。等倍で見ると少しピンが甘い。

P4235318次は荒川車庫前へ。8502は貸切で待機していました。

P4235323車庫の裏で休止中の7002を発見。このまま廃車か。

P4235330反対側から。となりの花100は車籍があります。

P42353247000形の台車(D20A)を利用した資材運搬用のトロッコ。

P4235341都電おもいで広場もオープンしているので、ちょっと休憩します。

P4235340運転台は新製当初の足踏み式に復元されています。右がアクセル(力行)、左のブレーキはストロークが短く、微妙な調整が難しそうです。

P4235337華奢な感じのパンタグラフ。晩年は全車ビューゲルに取り換えられていた。

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P4235346_2

P4235359
P4235362もう一度、青帯、赤帯のおさらい。

P42353637001のヘッドマークはローレル賞のプレートをイメージしたもの。

P4235371車内には本物のローレル賞プレートが残っています。

P42353697022の反対側のヘッドマークは、順光では撮れなかった。このあと、早稲田まで行き、三ノ輪橋行き7022の最後尾から動画を撮影しました。

P4235379向原で降り、線路改良区間を観察。このあたりはセンターポールになるようです。

P4235376新しいレールも用意されています。なんと溝付きレールも。これは底面の幅も違うし、少し内側に寄せないとゲージが合いません。コンクリート道床で取り付け位置をどうやって調整するのだろうか。このあと大塚駅前まで歩き、本日の撮影は終了しました。

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